『チェイサー』『哭声/コクソン』でその名を轟かせた韓国映画界が誇る気鋭ナ・ホンジンが原案・プロデュースしたホラー映画『女神の継承』(全国公開中)の本編映像が初解禁された。

『哭声/コクソン』のアナザー・バージョンとも言える本作は、タイ秘境を舞台に、祈祷師一族の美しき後継者を襲う不可解な現象の数々を描く、怒涛の恐怖エンターテインメント。日本で劇場公開が始まると、2週連続ミニシアターランキング第一位(興行通信社発表:7/30-31,8/6-7)に輝き、SNS上では「終盤の阿鼻叫喚は、想像の上の上を行く」「あのラストはあまりにも衝撃的過ぎた」「見てはいけないものを見てしまった」と、衝撃のラストにホラーファンから大絶賛の声が挙がっている。
このたび初解禁された本編映像は、衝撃のラストに繋がる祈祷師軍団による大掛かりな儀式を切り取った、本作の中でも屈指の見せ場となるシーン。
呪文を記した布で顔を覆われた何者かと、数人の祈祷師たちの頭が紐でつながれるという異様な状態で儀式はスタート。暗闇が辺りを覆いつくそうとする中で、至る所に蠟燭を置き、さらに大きな炎も立ち上がらせる。鳴り響く太鼓の音と、祈祷師たちが唱える呪文は次第にボリュームが上がっていき一帯は鬼気迫る雰囲気に包まれる。「食いに来い」と祭壇に大量の血を浴びせかける祈祷師サンティは切り取られた牛の首を持って、何かに呼びかけるように叫ぶ。ここから儀式の場は狂瀾怒濤の展開を迎え、地獄絵図と化す!

『哭声/コクソン』でもファン・ジョンミン演じる祈祷師イルグァンが凄まじい儀式を見せてくれるが、本作でもバンジョン・ピサンタナクーン監督は「儀式のシーンは観客を別世界に導くでしょう」と自信を覗かせる。狂乱の儀式シーンの行く末は劇場で確かめてみよう。
『女神の継承』は大ヒット公開中。
女神の継承
2022年7月29日(金) 全国ロードショー
STORY
小さな村で暮らす若く美しい女性ミンが、原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わったように凶暴な言動を繰り返す。途方に暮れた母親は、祈祷師である妹のニムに助けを求める。もしやミンは一族の新たな後継者として選ばれて憑依され、その影響でもがき苦しんでいるのではないかー。やがてニムはミンを救うために祈祷を行うが、彼女に取り憑いている何者かの正体は、ニムの想像をはるかに超えるほど強大な存在だった……。
原案・プロデュース:ナ・ホンジン『チェイサー』 『哭声/コクソン』
監督:バンジョン・ピサンタナクーン
キャスト:サワニー・ウトーンマ、ナリルヤ・グルモンコルペチ、シラニ・ヤンキッティカン
2021年/タイ・韓国/タイ語/131分/カラー/1.78:1/5.1CH/原題:랑종/英題:THE MEDIUM /字幕翻訳:横井和子
配給:シンカ/提供:シンカ、エスピーオー/後援:タイ国政府観光庁/協力:OSOREZONE
レーティング:R18+
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