アナ・ケンドリック、シリアルキラーの実話を基にしたスリラー映画で監督デビュー

『ピッチ・パーフェクト』シリーズのアナ・ケンドリックが、実録犯罪スリラー映画『ザ・デーティング・ゲーム（原題）』（The Dating Game）で監督デビューを果たすことになった。米「Deadline」などが報じている。

『ザ・デーティング・ゲーム（原題）』は、70年代に大ヒットしたお見合いTV番組「デート・ゲーム」に出演した独身女性シェリル・ブラッドショーの奇妙で恐ろしい実話を基にした作品。

シェリルはその番組内で魅力的な男性ロドニー・アルカラをデート相手に選ぶが、アルカラの正体は実は連続殺人鬼だった…という物語。まるでホラー映画のような内容だが、これは本当にあった話。連続殺人事件を起こしているさなかに番組に登場していたアルカラは、後に「デートゲーム・キラー」と呼ばれることになる。

シェリル役を演じるだけでなく監督も務めることが決まったケンドリックは「この脚本を読んだ瞬間からとても気に入りました。シェリルというキャラクターを演じられることにもちろん興奮しましたが、テーマに共感し、監督する機会がめぐってきたときに飛びつきました。運命的なものを感じています」とコメントしている。

10月下旬から撮影がスタートする予定だという。