アカデミー賞作品賞に輝いた『コーダ あいのうた』で一躍注目女優となったエミリア・ジョーンズが、実話映画『ウィナー(原題)』(Winner)で主演を務めることが決定した。米「Deadline」が報じている。

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「伝統的な内部告発スリラーに新しい風を吹き込む」青春ストーリー
映画『ウィナー(原題)』は米国家安全保障局(NSA)の契約社員だったリアリティ・ウィナーの実話を基にした作品。ウィナーは2016年の米大統領選におけるロシアの干渉についての機密報告書をメディアにリーク。政府文書を漏洩した罪としては史上最長の懲役5年半を言い渡された。
この主人公をジョーンズが演じる。映画は自分の信念を貫いた女性を主人公に、「伝統的な内部告発スリラーに新しい風を吹き込む」青春ストーリーになるという。
ウィナーの母親役に『スキャンダル 』のコニー・ブリットン、父親役に『ハングオーバー!』シリーズのザック・ガリフィアナキス、恋人役に『トップガン マーヴェリック』のダニー・ラミレス、妹役に『ザ・スイッチ』のキャスリン・ニュートンと豪華キャストが共演。
『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』の脚本を担当したスザンナ・フォーゲルが監督を務める。現在撮影が開始されている。