94分ワンショットが生み出す驚異の緊張感で、観る者を犯罪世界へと引きずり込む緊迫のノンストップクライムスリラー『ナイトライド 時間は嗤う』(11月18日公開)の場面カット&メイキングカットが解禁された。

スリリングな犯罪世界を描く今作は、撮影の段階からすでに危険と隣り合わせ

恋人との光の射す未来を手に入れるため、裏社会から足を洗おうと最後の賭けに出たドラッグ・ディーラーのバッジ。悪名高い闇金業者から資金を調達し大口の取引きに挑むが、弟分のヘマから取返しのつかない事態に転げ落ちる。本作は、失ったブツと新たな買い手を探し出すべく、真夜中の北アイルランド・ベルファストを奔走する主人公の姿を94分間ワンショット撮影。電話の向こうの「姿なき」登場人物たちとの危険過ぎる駆け引きがノンストップで展開する緊迫のクライム・スリラー。

主人公バッジを演じたアイルランド出身の俳優モー・ダンフォードは、本作でアイルランドのアカデミー賞と評されるIFTA映画&ドラマ賞・最優秀主演男優賞の栄冠に見事輝いた。ロックダウン下のベルファストで、1日11時間のリハーサルを連日1週間重ねた末、6晩で全6テイクの撮影を敢行した撮影クルーと俳優たち。様々なアクシデントに見舞われつつ結実した奇跡のワンテイクを体感し、観る者はスリリングな犯罪世界に没入することとなる。

本来、車を運転するシーンではロー・ローダーと言われる牽引トレーラーを用い、俳優は運転している“フリ”をしながら演じるものだが、本作のモー・ダンフォードは、何と全編に渡り自ら実際に運転し、演じ続けた。それ故、安全性には充分配慮されつつも、撮影中は様々なアクシデントに見舞われた。

特に驚きなのは、場面写真でもモザイクがかけられているシーンの舞台裏で起きていた衝撃の出来事。本編には、主人公バッジがパトカーの制止を受け、警官から免許の提示を求められるシーンがあるが、何とこれは撮影中に本物の地元警官に止められるも、ダンフォードが映画の役になりきったまま即興で警官に対処したという現実そのままのシーン。後に、警官の顔にはモザイクがかけられ、声も吹き替えられたうえで、カットされる事なく本編に採用されたという。

その他にも、映画の撮影に気付いた地元の若者たちがキャストやクルーを狙い、瓶を投げつけるなどのトラブルも発生していた。撮影許可が下りたベルファストのニュー・ロッジ地区は、実は若者たちと警察の間で騒動が絶えない危険エリア。映画冒頭の数分で、瓶を投げつけられたダンフォードが、一瞬屈む様子なども確認できる。スリリングな犯罪世界を描く今作は、撮影の段階からすでに危険と隣り合わせだったのだ。

本作は、撮影中にその場で起きたことを、全てそのままスクリーンに焼き付けている。これらの様々なアクシデントやトラブルを乗り越え辿り着いた奇跡の“ワンテイク”をスクリーンで体感してみよう。

『ナイトライド 時間は嗤う』は11月18日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー。

作品情報

ナイトライド 時間は嗤う
2022年11月18日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー

STORY
長年、麻薬の密売に手を染めてきたドラッグ・ディーラーのバッジは、恋人ソフィアと共に裏社会から足を洗おうと最後の大口取引を画策。ウクライナ人プッシャーから50キロのブツを仕入れ、倍の値段で売り抜けるのだ。そのために、裏社会でも一目置かれる闇金のジョーから10万ポンドを借りる羽目となるが、売り先も確保しすべては順調に思えた。しかし、弟分のヘマからブツを積んだバンが何者かに乗り去られ、買い手にも逃げられてしまう。返済期限が迫る中、事態を収拾しなければ彼の人生計画はフイになり、見せしめにジョーの手によって消されるだろう。残り僅かな時間で窮地に立たされたバッジのもと、彼が買い手を失ったことを知ったジョーはすでに手下を仕向けていた…。

監督:スティーヴン・フィングルトン 脚本:ベン・コンウェイ
出演:モー・ダンフォード、ジョアナ・リベイロ、ジェラルド・ジョーダン
2021 年/イギリス、フランス、アメリカ/英語/97 分/カラー/スコープサイズ/原題:NIGHTRIDE/日本語字幕:宇治田 智子 提供:ミッドシップ、コムストック・グループ 配給:ミッドシップ 協力:コムストック・グループ

©2021 NIGHTRIDE SPV LTD

公式サイト http://mid-ship.co.jp/nightride/

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