差別や偏見に悩む高校生を、ユーモアを交えつつチャーミングに描いたさわやかな青春映画『恋⼈はアンバー』(11月3日公開)の特別予告映像2本が解禁された。また新場面写真7点もあわせて解禁された。

アイルランドで2020年に封切られたのを皮切りに、世界各国で公開・配信されている本作は、アイルランド版アカデミー賞と評される「アイリッシュ映画&テレビ賞」(第17回)で2部門受賞の快挙を成し遂げ、世界中が恋に落ちた話題の青春映画。男性に恋する男子高生のエディと、女性を愛する女子高生のアンバー。家族や同級生にセクシュアリティを悟られないように平穏に卒業を迎えるため、2人は“偽装カップル”を演じることに⁉
このたび、公開を一週間後に控え、本作の特別予告2本が同時解禁された。
「海外評編」では、冒頭「Rotten Tomatoes 94% fresh」をはじめ、本作が獲得した各国の映画祭をキャッチーに紹介。そして、「他人なんて関係ない。アンタの人生よ」という本作のテーマにもつながるセリフをアンバーが言い放つ。“期間限定の恋人”から始まり、お互いがかけがえのない存在へと変化していったふたりは、どのような未来を選ぶのか。
そして各国で絶賛された映評の一部がこちら。それぞれの評価に期待が高まる。
― 先入観を打ち砕く、晴れやかな感動ストーリー! (SLANT magazine)
― ひねりがきいたユニークな青春映画! (AMFM Magazine)
― 2人のクィア高校生の友情が本当に愛らしい! (The Hollywood Reporter)
― 優しくてほろ苦い2人の関係を応援したくなる! (Variety)
本作の舞台、アイルランドは今でも国民のほとんどがカトリック教徒。そのため、結婚、離婚、妊娠、中絶に対する考え方はかなり保守的。1993年まで同性愛は「犯罪」だった。また、1995年まで離婚が禁止されていた。本作の舞台は、まさにその1995年。その衝撃の事実を冒頭で謳うのが、もう一本の「設定編」だ。
周囲の目を気にして、「このまま恋人のフリを続けたい」と願うエディと、それに対し「イヤだ」とありのままの自分で生きたいと願うアンバー。こちらも、ふたりがどのような決断をするのか、期待が膨らむ仕上がりとなっている。






新場面写真7点もあわせて解禁。圧倒的なドラァグクイーンに魅せられるエディ、運命の女性・サラと出会うアンバーなど、ふたりの未来に大きな影響を与えた都会・ダブリンの夜を切り取った場面や、本作のキュートで可愛らしい雰囲気が感じ取れる場面写真となっている。
『恋人はアンバー』は11⽉3⽇(⽊・祝) TOHO シネマズ シャンテほか全国公開。
恋⼈はアンバー
2022年11⽉3⽇(⽊・祝) TOHO シネマズ シャンテほか全国公開
STORY
1995年、同性愛が違法ではなくなってから2年後のアイルランド。いまだ差別・偏見が根強い田舎町で、自身がゲイであることを受け入れられない高校生・エディと、レズビアンであることを隠しているクラスメイトのアンバー。家族や同級生にセクシュアリティを悟られないように平穏に卒業を迎えるため、2人は“偽装カップル”を演じることに⁉ 性格も趣味も全く違う2人だったが、ぶつかりあいながらも、悩みや夢、秘密を打ち明けるうちに、唯一ありのままの自分をさらけ出せる、かけがえのない存在になっていく。しかし、一緒に訪れた都会・ダブリンで、特別な出会いを果たし、新しい世界に触れた2人は、“理想的”だったこの関係にも終わりが近づいていることに気づいてしまい…。
監督・脚本︓デイヴィッド・フレイン
挿⼊歌︓PULP「Mile End」、Brenda Lee「You Can Depend on Me」、U2「All I Want Is You」、GIRLPOOL「Cut Your Bangs」ほか
出演︓フィン・オシェイ、ローラ・ペティクルー、シャロン・ホーガン、バリー・ワード、シモーヌ・カービー
原題︓Dating Amber 後援︓アイルランド⼤使館 提供︓Watcha Japan 配給︓アスミック・エース
2020 年/アイルランド/92 分/ビスタ/5.1ch
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