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伝説的音楽グループ「ビー・ジーズ」の感動ドキュメンタリー映画『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』が11月25日(金)より全国順次ロードショー。このたび、“美しく涙を誘う声”を持つロビン・ギブの魅力を、バリー&モーリス・ギブが語る特別映像が解禁された。あわせて、いち早く本作を観た著名人7名からの推薦コメントも到着した。

© Chris Walter
「ロビンの歌声は心に響くんだよ」

ビー・ジーズは英国出身のバリーと双子の弟ロビンとモーリスのギブ3兄弟によるグループ。少年時代から音楽活動し、半世紀を超えるキャリアを誇る。全世界でのレコードセールスは2億枚以上、全英・米No.1ヒットが20曲、トップ10ヒットが70曲。タイトで透明感のあるスリー・パート・ ハーモニーもトレードマークだ。日本でも映画『小さな恋のメロディ』(1971)や『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977)のサウンドトラックでその存在を知ったファンも多い。これは時代とジャンルを超越して“人生のサウンドトラック”ともいえる名曲の数々を生み出し続けたビー・ジーズの3兄弟を描いた感動の音楽ドキュメンタリーだ。

今回解禁された特別映像は、透明感溢れる声で数々のナンバーを歌ったロビン・ギブのキャラクターの魅力と唯一無二の歌唱力にフォーカスしている。

モノクロで紹介される活動初期の初々しい姿に、「ロビンの声は美しく、涙を誘う」とコメントするのはモーリス・ギブ。オーストラリアで過ごした幼少期、タオルを頭に巻き付けてビーチへと走る姿、あどけないロビンがテレビでトランペットを吹き、嘘泣きの涙をぬぐうユーモラスな姿が紹介される。

いつも笑顔を振りまいて周りの人々を笑顔にした「ロビンはおかしな子供だった」というバリー・ギブの言葉に続き、モーリスが語るロビン像は「ハチャメチャだった。あだ名は“メスのヤギ”、車で移動中も歌いっぱなしだ。父が“うるさいぞ、ヤギみたいだ”」と当時を振り返る。

それ以外にも、初期ビー・ジーズの名曲とされる「ジョーク」を、ソロで披露するロビンのクローズアップに重ねてモーリスが「ロビンは孤独を好んだ」と証言する。ビー・ジーズのバックバンドをつとめたギタリストのヴィンス・メローニーは「ロビンは面白いやつだが、暗い一面もあった。愛情表現が苦手でハグとか嫌がるんだ」と難しい一面もあったと語る。

映像後半ではロビンがカートに乗ってはしゃぐ様子やドラキュラの装いでおどける姿の後、ロビン自身が「僕はシャイで人見知りだ。打ち解けるまでが長い」と告白するインタビュー映像へと続いていく。ラストは、「ロビンの歌声は心に響くんだよ」とその声に秘められた魅力を語るモーリスのコメントに、最高の微笑みでカメラを見つめるロビンの姿が映し出され、心に深く刻み込まれる内容となっている。

Bee Gees 1969 Robin Gibb in his home. Photo by Chris Walter/Photofeatures.

代表曲「マサチューセッツ」や「ロンリー・デイズ」「傷心の日々」などを歌い、マイアミに拠点を移した後は、バリーとモーリスとの完璧なスリー・パート・ハーモニーによる名曲の数々で世界を魅了し続けたロビン・ギブ。その歌声は、今もビー・ジーズのアルバムを通して人々の心を震わせ続けている。

また、日本公開を目前にして、『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』をいち早く鑑賞し、その内容に感銘を受けた女優の浅野ゆう子、『小さな恋のメロディ』のトレイシー・ハイド&マーク・レスターら7名から推薦コメントが寄せられた。さらに公開を記念してタワーレコード新宿店での記念パネル展とプレゼントキャンペーンの開催も決定した。コメント一覧・全文、パネル展とプレゼントキャンペーンの概要は記事下にて。

『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』は11月25日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館他にて公開。

推薦コメント (※50音順/敬称略)

ビー・ジーズとの出会いは「Melody Fair」。子供心に虜になりました。
いきなりの変身!?とも感じたのは「You Should Be Dancing」。
世界中が熱狂した彼らのディスコサウンドの嵐に乗って私も歌っていた曲がありました(笑)
そして兄弟だからこそ奏でることのできる天使の声の如く美しいファルセット。
でも、溢れ出る才能の陰にはやはり苦悩や葛藤があったのですね・・・
彼らとリンクしていた懐かしい時代が蘇りました。
■浅野ゆう子(女優)

学生の頃、ジュークボックスから流れる「ニューヨーク炭鉱の悲劇」や「マサチューセッツ」を聴きながら、コーヒー一杯で時間をつぶしていた。一人で、時には友だちと。彼らの音楽は、正しく、青春の景色の一部として存在した。その後もその時々の景色に、彼らのハーモニーは響いていた。そのハーモニーには光と影が織り込まれていたからこそ、悲しいくらいに美しかったのかもしれないなあ、とそんなことを思いながら映画をみた。
■天辰保文(音楽評論家)

悲しい物語だという印象が強かったんです。でもビー・ジーズについての情報もたくさん入っていて、これまで知らないことも知ることができました。映画の最初の方でバリー・ギブが出てきて、「この作品は僕の思い出で、モーリスやロビンが生きていたら違う思い出を語ったと思う」というシーンがあるんですが、映画の中で、バリーが一人、音楽フェスに出演する場面を見て、結局彼はこうやって一人になってしまったんだなぁとしみじみ思いました。
■トレイシー・ハイド(俳優/『小さな恋のメロディ』主演)

歌声を重ね合わせてきた三兄弟の長兄が、先立った弟たちの記憶とともにひとり音楽に向かい続ける。その寂しさと、彼らの分まで歌い継ぐぞという思いの強さ。バリー・ギブの姿がビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンと重なる。兄弟グループの光と影。美しいハーモニーの裏に潜むドラマに胸が震えた。
■萩原健太(音楽評論家)

大きな起伏に見舞われたビー・ジーズのキャリアの中で、70年代の最盛期へのきっかけを与えたのが何とエリック・クラプトンだったことをこの映画で初めて知りました。特に彼らのファンといえないぼくにとっても発見の多い、とても充実した作品です。
■ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

大変素晴らしいドキュメンタリーです。トレイシー・ハイドさんと同じくこれまで自分がビー・ジーズについて知らなかったことを学ぶことができて、でも最後は少し悲しい。3人の兄弟の性格とか、彼らの人格が絡み合って、ビー・ジーズというグループが出来上がったんだと感じました。
■マーク・レスター(俳優/『小さな恋のメロディ』主演)

映画を観てショックを受けた。
知ってるつもりだった自分が恥ずかしかった。
彼らがこんなにも美しく魅力的だったなんて!!
高度な音楽性。兄弟であったことの意味と苦悩。
宝石のようにきらめく名曲の数々。
登場人物すべてが重要な歴史でありレジェンドなのだ。
うわア~、あと最低でも数回は観なくちゃ。
■湯川れい子(音楽評論・作詞)

【タワーレコード新宿店での記念パネル展&プレゼントキャンペーン】

■パネル展示:11月25日(金)より劇場公開される映画『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』を記念してタワーレコード新宿店にて記念パネル展を実施いたします。
■期間:11月22日(火)〜終了日未定
■プレゼント:対象商品税込み3,500円以上お買い上げいただいたお客様に先着で日本版オリジナルポスター(B2サイズ)を店頭レジにてお渡しいたします(※数に限りがございます)
■対象商品:ビー・ジーズ各タイトル関連商品(新宿店10Fの特集コーナーに集積しているタイトル及びビー・ジーズ全タイトルが対象です)

作品情報

ビー・ジーズ 栄光の軌跡
2022年11月25日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館他にて公開

監督:フランク・マーシャル
製作:ナイジェル・シンクレア、ジーン・エルファント・フェスタ 脚本:マーク・モンロー
出演:バリー・ギブ、ロビン・ギブ、モーリス・ギブ、アンディ・ギブ、エリック・クラプトン、ノエル・ギャラガー(オアシス)、ニック・ジョナス(ジョナス・ブラザーズ)、マーク・ロンソン、クリス・マーティン(コールド・プレイ)、ジャスティン・ティンバーレイク、ピーター・ブラウン、ヴィンス・メルーニー、ミカエル・ライリー、ルル、アラン・ケンダル、イヴォンヌ・ギブ、ビル・オークス、デニス・バイロン、ブルー・ウィーバーほか
2020年/アメリカ/英語/カラー/111分/原題:The Bee Gees: How Can You Mend a Broken Heart/日本語字幕:大渕誉哉/字幕監修:吉田美奈子
配給:STAR CHANNEL MOVIES

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公式サイト thebeegees-movie.com

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