フランスの名匠パトリス・ルコント監督の最新作『Maigret(メグレ)』の邦題が『メグレと若い女の死』に決定。2023年3月17日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開される。あわせてティザーポスターが解禁された。

シンプルかつ謎めいたポスターはルコント自身もお気に入り

第42回カンヌ国際映画祭にノミネートされた『仕立て屋の恋』(89)や、第16回セザール賞にて7部門ノミネートされた『髪結いの亭主』(90)など、大人の恋愛劇に定評のあるパトリス・ルコント監督が8年ぶりに制作した最新作は、彼の出世作でもある『仕立て屋の恋』の原作者でもあるジョルジュ・シムノンの傑作ミステリー小説が原作。シムノンの代表作である「メグレ警視シリーズ」の中でも、深い余韻に包まれる読後感からファンにも人気の高い、1954年に発行された小説「メグレと若い女の死」を基に描かれる。

犯人探しのための謎解きだけでなく、身元不明の若い女性の死を中心に、メグレ警視が女性の素性と生涯を探りながら事件の背景に迫っていく様をエレガントに描き出すヒューマンミステリー。唯一の手がかりである血塗られた高級ドレスが導き出す真相とは? 華やかな世界に憧れ、都会へと出てくる女性たちに降りかかる現実の厳しさ。それゆえの貧困と都会の闇が見えてきたとき、メグレ警視の心が動かされていく。

「メグレ警視シリーズ」は世界中で数え切れないほど映像化されており、日本でも「東京メグレ警視シリーズ」として1978年にテレビ朝日系列で放送。そのときは愛川欽也がメグレを演じたが、このたびのルコント版で主人公メグレ警視役を務めるのは、フランスきっての名優ジェラール・ドパルデュー。身長180センチ、体重100キロという原作に忠実な姿に、渋みを漂わせる名演は見どころだ。

また、邦題決定にあわせて、ティザーポスターも解禁。霧が立ち込める中、トレードマークのパイプをさり気なく手に持ったメグレ警視のシルエットが浮かび上がっているようなデザイン。シンプルかつ謎めいたポスターをルコント自身もお気に入りなのだとか。

シムノン・ファンであることを以前から公言していたルコントにとって渾身の一作である『メグレと若い女の死』は2023年3月17日(金)より、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。

本日12月2日「フランス映画祭2022」で登壇を予定していたパトリス・ルコント監督は、体調不良を理由に来日キャンセルとなっている。

作品情報

メグレと若い女の死
2023年3月17日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開

原作:ジョルジュ・シムノン「メグレと若い女の死」
監督:パトリス・ルコント「暮れ逢い」「髪結いの亭主」「仕立て屋の恋」
脚本:パトリス・ルコント、ジェローム・トネール「暮れ逢い」「ぼくの大切なともだち」「親密すぎるうちあけ話」
撮影:イヴ・アンジェロ「伴走者」「再会の夏」
音楽:ブリュノ・クーレ「エヴァ」「ソング・オブ・シー 海のうた」
出演:ジェラール・ドパルデュー「シラノ・ド・ベルジュラック」、ジャド・ラベスト、メラニー・ベルニエ「タイピスト」、オーロール・クレマン「パリ、テキサス」、アンドレ・ウィルム「ともしび」

2022年/フランス/ 89分/カラー/シネスコ/5.1ch/原題:Maigret/日本語字幕:手塚雅美

配給:アンプラグド

©2021 CINÉ-@ F COMME FILM SND SCOPE PICTURES.

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