チョン・ウ主演の韓国サスペンス最新作『野獣の血』がいよいよ本日1月20日(金)より公開スタート。このたび、裏社会の極道たちが命を奪い合う地獄絵図を収めた壮絶な本編映像が解禁された。

激動の時代に翻弄され野獣のように狂っていく男たち

韓国で初登場第1位のヒットを飛ばした本作は、ベストセラー作家チョン・ミョングァンの監督デビュー作。著書「設計者」「キャビネット」翻訳版が日本でも出版されている作家キム・オンスの傑作ノワール小説を原作に、裏社会で生きるヒス(チョン・ウ)が血で血を洗う激しい抗争の中に身を投じ、野獣となっていくさまを、韓国ノワールの真骨頂とも言える容赦ない描写で描き出す。

このたび解禁された本編映像は、敵対組織に身を置く親友チョルジンに愛する者を殺されたことを知った主人公ヒスが野獣と化すシーン。釜山の小さな港町の僅かな利権を巡る組織同士の話し合いのはずが、ヒスがチョルジンの手をナイフでいきなり突き刺したことで一転、男たちの殺し合いが勃発する。本作でも屈指の修羅場を収めたシーンだ。

主演のチョン・ウがインタビューで「本作の舞台は 90 年代の釜山の下町だ。ワルだけが生き残る場所。底辺のゴロツキたちの激闘を描いた映画だ」と話すとおり、本作では激動の時代に翻弄され野獣のように狂っていく男たちの姿が描かれる。果たして最後まで生き残る男は一体誰なのか?

『野獣の血』は本日1月20日(金)より、全国ロードショー。また本日1月20日(金)よりシネマート新宿・心斎橋にて本作の来場者プレゼントを実施。プレゼントは海外版ビジュアル版 ポストカード。入場時、先着順配布となり、無くなり次第終了。

作品情報

野獣の血
2023年1月20日(金)より、全国ロードショー

STORY
1993年、春。養護施設出身で札付きのワルだったヒスは、釜山港の外れの街クアムを牛耳るソンに拾われ、その右腕として一帯を仕切っていた。小さな海水浴場に観光ホテル、屋台に風俗店。こんな小さな港でも、その利権を狙う奴らがしのぎを削っていた。一方、クアムに目を付けたヨンド派は、ヒスと共に施設で過ごした親友チョルジンを使い、ヒスを懐柔しようとしていた。しかし、ヤクザ稼業に嫌気がさしていたヒスの望みは、クアムでのし上がっていくでもなく、ヨンド派で金を稼ぐのでもなく、施設時代からの恋人インスクと一緒に、巨済島でペンションをやりながら暮らすことだった。そして、ヒスはソンの元を訪れ組織を抜けたいと告げるが―。

出演:チョン・ウ「模範家族」『偽りの隣人 ある諜報員の告白』、キム・ガプス『箪笥』チェ・ムソン『悪魔を見た』、チ・スンヒョン『偽りの隣人 ある諜報員の告白』、イ・ホンネ「悪霊狩猟団:カウンターズ」
監督:チョン・ミョングァン/原作:キム・オンス
2022 年/韓国映画/韓国語/120 分/シネスコ/5.1ch/字幕:安河内真純/映倫 PG12
原題:뜨거운 피/英題:Hot Blooded/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム

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公式サイト yajunochi.com

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