北欧発、ジェネレーションZの少女たちのみずみずしい青春映画『ガール・ピクチャー』(4月7日公開)の本ポスター及びシーン写真4点が解禁された。

多感で多彩な10代の気持ちを表すような美しいグラデーションカラーが印象的なポスター

本作は第38回サンダンス映画祭でワールドシネマドラマ部門観客賞受賞のほか、第95回(2023年度)アカデミー賞® 国際長編映画賞部門フィンランド代表にも選ばれた話題の青春映画。子どもと大人のはざま、17歳から18歳に差し掛かる3人の少女、ミンミとロンコとエマ。3度の金曜日で、ミンミとエマはお互いの人生を揺るがすような運命の恋をし、ロンコは未知の性的快感を求め冒険する――。主人公たちは自身のセクシュアリティーや恋愛指向にあえて名前を与えてはいないが、ヘテロセクシュアル(異性愛)やシスジェンダー(割り当てられた性別と性自認が一致している人)を前提とせず、むしろそれぞれに異なる恋愛指向があることを当たり前として物語は進む。

3度の金曜日を過ごす少女たちの物語は、アールト大学在学中に出会ったという気鋭の脚本家ダニエラ・ハクリネン、イロナ・アハティが、自身の経験も振り返りながら綴っている。監督は、自分の声を見出していく女性作家を描いた映画『Love and Fury』(16)でデビューし、強い女性たちが主導するストーリーを生み出しているアッリ・ハーパサロ。

このたび解禁されたポスターは「たった3度の金曜日」で人生を変えることになる3人の少女たちが、真っ直ぐに前を見据えながらフレームに収まった表情を切り取ったもの。添えられたキャッチコピー「どんなあなたも、愛してる」を体現するような、意思の強さを感じさせると同時に、多感で多彩な10代の気持ちを表すような美しいグラデーションカラーが印象的なビジュアルになった。

あわせて解禁されたシーン写真は4点。パーティへ出かける前に友人とメイクアップを楽しむ様子や、スムージースタンドでの放課後アルバイトの時間など、いずれも10代の少女たちのたわいもないけれど2度と戻らない美しい日常風景をを切り取ったものとなっている。

『ガール・ピクチャー』は4月7日(金)より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次ロードショー。

作品情報

ガール・ピクチャー
2023年4月7日(金)より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次ロードショー

監督:アッリ・ハーパサロ 脚本:イロナ・アハティ、ダニエラ・ハクリネン
出演:アーム・ミロノフ、エレオノーラ・カウハネン、リンネア・レイノ
2022 年/フィンランド/100 分/カラー/スタンダード/5.1ch/原題:Tytöt tytot tytöt/PG12/⽇本語字幕:松永昌⼦
配給:アンプラグド

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