2度のアカデミー賞®に輝く名優トム・ハンクス史上最も泣ける映画として話題の『オットーという男』が3月10日(金)に全国の映画館で公開。このたび、オットー役を演じるトム・ハンクス、マーク・フォースター監督のコメントが到着した。

本作は、世界的ベストセラー小説を基にしたスウェーデン映画『幸せなひとりぼっち』をハリウッドリメイクした感動作。“町内イチの嫌われ者”でひとりぼっちのオットーが、近所に越してきた家族との交流によって再生していく姿を描く。主人公オットーを演じるのは2度のアカデミー賞®に輝くトム・ハンクス。世界中で愛される彼が、パブリックイメージとは真逆の嫌われ者を演じる。監督は『プーと大人になった僕』のマーク・フォースター。
トム・ハンクスが本作で演じるオットーは町内イチの嫌われ者でいつもご機嫌斜め。曲がったことが大っ嫌いで、近所を毎日パトロール、ルールを守らない人には説教三昧、挨拶をされても仏頂面、野良猫には八つ当たり、なんとも面倒で近寄りがたい…そんな男だ。
トム・ハンクスはそんなオットーについて、「不平不満ばかり言っている人たちの大半とは違って、彼は自分のものを守ろうとしたり、現状を維持しようとしたりしているわけじゃないんです。オットーが望んでいるのは、同じストリート沿いに暮らす全住民のための調和と公平です。そして、町のストリートを共有するベストな方法は、ストリートを大切にすること。全員が恩恵を受けられるように」と、いつも不機嫌なオットーが近所を毎日パトロールしたり、町の住民たちに苦言を呈する行動の裏には、しっかりとしたポリシーがあると話す。
そしてマーク・フォースター監督は、「この物語のユーモア要素はすごく笑えるし、すごく人間らしいものだから、私たちの誰もが共感できるものなんです。誰だって怒ることはあるし、そんな自分をオットーの中に見ることもできます。運転中にカッとなったことがある人はどのくらいいるでしょうか? それはオットーとあまり違わないですよね」と、オットーの性格の要素は実は誰にでもあると解説する。
そんなオットーの人生は、隣家に引っ越してきた迷惑一家の出現により一変していく。果たして彼は正反対な家族との日々を通して、もう一度「生きる希望」を見つけることができるのか?
『オットーという男』は3月10日(金)全国の映画館で公開。
オットーという男
2023年3月10日(金)全国の映画館で公開
原題: A Man Called Otto
[US公開日]2022年12月30日NY/LA限定公開、2023年1月13日全米公開予定
[脚本]デヴィッド・マギー(『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』『ネバーランド』ともにアカデミー賞®脚色賞ノミネート)
[製作]リタ・ウィルソン/トム・ハンクス
[原作]フレドリック・バックマン「幸せなひとりぼっち」(ハヤカワ文庫)
[出演]トム・ハンクス/マリアナ・トレビーニョ(TV シリーズ「クラブ・デ・クエルボス)/マヌエル・ガルシア=ルルフォ(『マグニフィセント・セブン』)/レイチェル・ケラー(TV シリーズ「TOKYO VICE」)