2月20日(日本時間)、ロンドンで開催された第76回英国アカデミー賞授賞式にて、『aftersun/アフターサン』(5月26日公開)のシャーロット・ウェルズ監督が「英国新人賞」を受賞した。

ポール・メスカル「彼女は自分の脚本とまわりの人たちの仕事を全面的に信用して、一からサポートしてくれる」

本作は11歳のソフィが父親とふたりきりで過ごした夏休みを、その20年後、父親と同じ年齢になった彼女の視点で綴り、父親カラム役のポール・メスカルが本年度・第95回アカデミー賞®主演男優賞にノミネートされている注目作。ソフィ役には半年にわたるオーディションで800人の中から選ばれた新人フランキー・コリオ。ドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細なカラムを演じる。

本作の脚本・監督を務め、あざやかなデビューを飾ったのは、スコットランド出身の新鋭シャーロット・ウェルズ。若き父親と娘のひと夏のかけがえのない記憶を辿る物語は、よく兄妹に間違えられたという自身と父が過ごした実際の夏休みの思い出がベースとなっている。アカデミー賞®作品賞など3冠を獲得した『ムーンライト』のバリー・ジェンキンスらプロデューサー陣が彼女の脚本に惚れこみ、2017年から構想を練り上げ完成した本作は、昨年のカンヌ国際映画祭・批評家週間での上映を皮切りに評判を呼び、次々と話題作を手掛けるスタジオA24が北米配給権を獲得。様々な海外メディアで「ベストムービー」に選出され、昨年を代表する1本となった。

父親役を演じ、アカデミー賞®の主演男優賞にノミネートされているポール・メスカルは、「一気に脚本を読んで、すぐに『よし、何がなんでもこの役を手に入れるぞ』と思った」といい、シャーロットとの仕事については、「彼女は自分の脚本とまわりの人たちの仕事を全面的に信用して、一からサポートしてくれるんだ。俳優へのアプロ―チもすごく丁寧だったよ」と語っている。

昨日(2月19日/日本時間)行われた第75回全米監督組合賞の初長編映画監督賞に続き、連日の受賞となったシャーロット・ウェルズ。今年の賞レースは、この新たな才能の快進撃に注目だ。

『aftersun/アフターサン』は5月26日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国公開。

作品情報

aftersun/アフターサン
2023年5月26日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国公開

監督・脚本:シャーロット・ウェルズ(初長編監督作品)
出演:ポール・メスカル(ドラマ「ノーマル・ピープル」『ロスト・ドーター』)、フランキー・コリオ、セリア・ロールソン・ホール
プロデューサー:バリー・ジェンキンス(『ムーンライト』)ほか
原題:aftersun/2022年/イギリス・アメリカ/カラー/ビスタ/5.1ch/101分/映倫:G
字幕翻訳:松浦美奈

配給:ハピネットファントム・スタジオ

© Turkish Riviera Run Club Limited, British Broadcasting Corporation, The British Film Institute & Tango 2022

公式サイト happinet-phantom.com/aftersun/

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