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退廃的な映像美で80年代に熱狂的なファンを生んだ伝説の映画監督ダニエル・シュミットが、坂東玉三郎を主人公に日本で撮影した『書かれた顔 4Kレストア版』が3月11日(土)より公開。このたび、来場者特典のポスタービジュアルが解禁になり、エッセイストの酒井順子、映画批評家の北小路隆志より絶賛コメントが到着した。

「舞台上の玉三郎の姿は、違う世界へと連れていかれたかのような感覚を、観ている者にしばしばもたらす」

歌舞伎界で当代一の人気を誇る女形、坂東玉三郎。映画は「鷺娘」「積恋雪関扉」といった歌舞伎の舞台映像や、芸者に扮した彼を2人の男が奪い合う挿話「黄昏芸者情話」を通して、玉三郎の濃厚な美の世界へと観る者を誘う。そこへ俳優の杉村春子や日本舞踊の武原はんの談話、現代舞踏家の大野一雄の舞踏が挿入され、ドキュメンタリーでもフィクションでもない、夢の中をさまようような作品になっている。

1995年にロカルノ国際映画祭で上映された本作は、27年の時を経て、4Kレストア版が2022年同映画祭にて世界初上映。日本では同年10月に開催された「現代アートハウス入門ドキュメンタリーの誘惑」で4Kレストア版が初上映され、歴史的アートフィルムの色褪せない魅力は大きな話題となった。伝説の映画監督ダニエル・シュミットが日本で制作した、伝説の異色作が4Kレストア版でスクリーンに蘇る。

このたび解禁されたのは来場者特典のポスタービジュアル。特典ポスター(B3版、数量限定)は、玉三郎が舞う「鷺娘」の一場面が切り取られた美麗なデザインの海外版ポスターになっている。

また公開に際し、「女を見る歌舞伎」の著者で歌舞伎にも造詣が深いエッセイストの酒井順子、初日劇場トークイベントに登壇する映画批評家の北小路隆志より絶賛コメントが到着。コメントは以下にて。

『書かれた顔 4Kレストア版』は3月11日(土)よりユーロスペースほか全国順次公開。

来場者特典

会期中、『書かれた顔 4Kレストア版』をご鑑賞の方に、下記の特典があります。
★海外版『書かれた顔』B3ポスタープレゼント
※数量限定(チケット半券を劇場受付にご提示ください)

公開記念トークイベントスケジュール @ユーロスペース

3月11日(土)12:50回上映後 ゲスト:北小路隆志(映画批評家)
※ゲスト、イベント内容は予告なく変更となる場合がございます。ご了承ください。

コメント(五十音順)

北小路隆志(映画批評家)
映画の前半、通常の服装で舞台袖や奈落を彷徨う板東玉三郎がふと振り返り、画面外に視線を向けると、そこにあでやかな衣装で舞台に立つ彼自身がいる。
あるいは、舞台上で傘をもって演じる玉三郎の画面が不意にいったん切断され、そこにやはり傘を使って舞う演じる武原はんの姿が短くインサートされることの驚き。
映画とは、現存するいかなる場所からも切断されるかと思えば、別の複数の場所や時代、人物のあいだで形成される結合の時空(モンタージュ)でもある。

酒井順子(エッセイスト)
舞台上の玉三郎の姿は、違う世界へと連れていかれたかのような感覚を、観ている者にしばしばもたらす。
彼が捧げた祈りの分だけ、舞台上での彼の姿は、現実から遊離していくのだろう。

作品情報

書かれた顔 4Kレストア版
2023年3月11日(土)よりユーロスペースほか全国順次公開

監督:ダニエル・シュミット
出演:坂東玉三郎、武原はん、杉村春子、大野一雄、蔦清小松朝じ、坂東弥十郎、宍戸開、永澤俊矢
撮影:レナート・ベルタ 
1995年/日本・スイス合作/カラー/94分/ヴィスタ・サイズ  
製作:ユーロスペース、T&Cフィルム/プロデューサー:堀越謙三、マルセル・ホーン 配給:ユーロスペース

🄫1995 T&C FILM AG / EURO SPACE

公式サイト kakaretakao.com

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