複数の俳優たちから過去の性的暴行の罪などで訴訟を起こされているケヴィン・スペイシーは映画界や演劇界から身を引いていたが、カムバックが決まったかもしれない。

スペイシーの役は誤って告発された小児性愛者を調査する探偵
スペイシーはイタリア映画『L'uomo Che Disegnò Dio』に出演オファーを受けていると米Yahoo Entertainmentなどが報じている。これはイタリアの名優フランコ・ネロの監督・出演作で、低予算作品ということ。製作者でネロの息子でもあるルイス・ネロで、スペイシーの役は誤って告発された小児性愛者を調査する探偵ということ。
Embed from Getty Images皮肉な役のように思われるが、ネロは「スペイシーは素晴らしい俳優だと思っている」とコメント。ネロ監督の夫人ヴァネッサ・レッドグレイヴも小さな役で出演するという。
スペイシーは先日、匿名の俳優からの告訴が無効にされたものの、ほかの俳優からも訴訟を起こされており、これらはまだ解決に至っていない。スペイシーはそうした被害者に対して謝罪のコメントなどを発表している。