シャーリーズ・セロンの製作会社デンバー&デライラと『ムーラン』のニキ・カーロ監督が、ビッグウェーブコンテストに参加する権利を求める女性サーファーに着想を得たNetflix映画を製作している。

Deadlineなどの報道によると、本作はライターのダニエル・デュアンがニューヨーク・タイムズ誌に寄稿した記事を基に、4人のトップ女性サーファー(ビアンカ・ヴァレンティ、アンドレア・モラー、ペイジ・アルムス、ケアラ・ケネリー)にスポットを当てた物語になるとのこと。カリフォルニアのマーヴェリックやマウイのジョーズなどの危険なスポットでサーフィンをする彼女たちが、男性優位のコンテストに参加する権利を求める中で強い絆で結ばれていく姿が描かれるという。
脚本は『セブン・イヤーズ・イン・チベット』のベッキー・ジョンストン、カーロ監督はメガホンを取るとともに、シャーリーズらと製作も兼任する。実際のセクハラ訴訟を扱ったカーロ監督のハリウッドデビュー作『スタンドアップ』(2005)で主演を務め、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたシャーリーズ。本作への出演は明らかにされていないが、実績のあるタッグだけに期待が高まる。
Embed from Getty Images『スタンドアップ』プレミアに参加したニキ・カーロ監督とシャーリーズ・セロン
タイトルや製作開始時期など詳細は未定。カーロ監督はNetflixで配信予定のジェニファー・ロペス主演のアクションスリラー『The Mother(原題)』ほか複数作品の撮影準備中。シャーリーズも『アトミック・ブロンド』の続編に加え、プロデューサーとしても多くのプロジェクトに参加している。