2009年に日本公開し、その巧妙かつ驚きのラストで話題となりカルト的人気を誇る『エスター』の前日譚(エピソードゼロ)を描いた最新作『エスター ファースト・キル』が3月31日(金)より公開。このたび、エスター誕生の瞬間を捉えた本編映像が解禁された。

10歳になって戻った娘・エスターは、何かがおかしい

ファン待望の、前作の前日譚『エスター ファースト・キル』。前作『エスター』は、裕福な一家、コールマン家が孤児院からエスターを養子に迎えるところから始まる。彼女は聡明で、画才もあり、家族に喜びを持って受け入れられ、親子として幸せな関係を築いていく…はずだった。彼女の真実を知った時、その結末に世界中が恐怖に飲み込まれ話題となった。日本でも大反響を呼び起こした『エスター』から14年。エスターはいかにして凶暴性を秘めたサイコパスへと覚醒したのか。本作では、オルブライト家を舞台に彼女の衝撃的な過去が明らかとなる。

当時12歳でエスターを演じたイザベル・ファーマンが23歳(※本作撮影時)にして子役を再演。監督は、『ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~』(20)のウィリアム・ブレント・ベルがつとめ、脚本を『パラサイト 禁断の島』(19)のデヴィッド・コッゲシャルが手がけた。また、オルブライト家の母親役に『ボーン』シリーズ(02〜07)のジュリア・スタイルズ、父親役には『逆行』(15)のロッシフ・サザーランド、息子役に『傲慢な花』(22)のマシュー・アーロン・フィンラン、そして事件に関わる刑事役には『GODZILLA ゴジラ』(14)のヒロ・カナガワが出演する。

6歳で行方不明になり4年振りにオルブライト家に帰ってきた娘・エスター。ピアノを弾きこなし画才もあるエスターの成長に驚く一家だったが、実は彼女は失踪した娘とは全くの別人だったのだ。いかにしてエスターはエスターとなったのか。

今回解禁されたのは、「エスター誕生」の瞬間を収めた本編シーン。見た目の可愛らしさとは裏腹に、凶暴な性格で精神科療養所に収容されていた少女リーナ。ある時、職員を騙して収容所から脱走した彼女は、療法士の自宅に身を隠し、そこではじめての殺人を犯す。本映像は、返り血を浴びた姿でピアノを弾く恐るべき姿を映し出す。

パソコンで行方不明者のデータベースにアクセスしたリーナは、自分に顔立ちが似たある少女に目をとめた。その少女の名前が“エスター”だったのだ。映像の最後には、別人にまんまと成りすました彼女が邪悪な笑みを浮かべる姿も。本作の原点とも言えるエスター誕生の瞬間を切り取った映像となっている。

果たしてエスターに成りすましてオルブライト家に舞い戻ったリーナがどんな惨劇を呼び起こすのだろうか。エスターの過去を知ったとき、あなたはこの衝撃に耐えられない。

『エスター ファースト・キル』は3月31日(金)TOHOシネマズ日比谷 他全国ロードショー。

作品情報

エスター ファースト・キル
2023年3月31日(金)TOHOシネマズ日比谷 他全国ロードショー

STORY
裕福な一家、オルブライト家には4年前に行方不明となった一人娘のエスターがいた。だがある日、警察からエスターが見つかったという朗報が入る。父、母、兄は数年振りの再会という信じられない奇跡にこの上ない喜びを感じ、成長したエスターを迎え入れる。当時6歳だった彼女は時をへて10歳になっていた。これから幸せな生活が始まる…そう思っていた。この娘が、どこかが変だと気づくまでは。

監督:ウィリアム・ブレント・ベル 脚本:デヴィッド・コッゲシャル
原案・製作総指揮:デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック プロデューサー:アレックス・メイス/ハル・サドフ/イーサン・アーウィン
出演:イザベル・ファーマン ジュリア・スタイルズ ロッシフ・サザーランド マシュー・アーロン・フィンラン
(アメリカ/99分/R-15/カラー/5.1ch)
配給:ハピネットファントム・スタジオ

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公式サイト https://happinet-phantom.com/esther/

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