本年度・第95回アカデミー賞®脚色賞を受賞した『ウーマン・トーキング 私たちの選択』(6月2日公開)の日本版予告編が解禁された。

本作は『死ぬまでにしたい10のこと』(03)などで女優として活躍しながら、2006年、『アウェイ・フロム・ハー君を想う』で監督、脚本家としてデビューし数々の賞を受賞したサラ・ポーリー監督・脚本最新作。原作は2018年に出版され、NEW YORK TIMES ブックレビュー誌の年間最優秀書籍に選ばれたミリアム・トウズによる同名ベストセラー小説「WOMEN TALKING」。2005年から2009年にボリビアで起きた実際の事件を元に、連続レイプ事件をきっかけにした、未来を懸けた女性たちの話し合いを描く。先日行われたアカデミー賞授賞式にて、サラ・ポーリーが見事脚色賞を受賞した。
このたび解禁された日本版予告編は、「目が覚めたらアザや傷が出来ていた」という声と、オーナ(ルーニー・マーラ)の姿から始まる。
2010年、その小さな村では連続レイプ事件が起きていた。「私たちは乱暴され、傷つけられた。自殺した女もいる」。自らの未来と尊厳、そして子どもたちのために、女性たちの話し合いが始まる。赦すか、闘うか、それとも去るか。男たちのいない二日間がタイムリミットとなる。

スカーフェイス・ヤンツ(フランシス・マクドーマンド)は「“赦し”は信仰」だと主張するが、男たちへ激しい怒りを抱くサロメ(クレア・フォイ)は「私は赦せない。決して赦さない」と真っ向から対立する。
それぞれの女性たちが抱える、怒り、悲しみ、悔しさ、愛が交わされる話し合い。「未来へ希望を抱きたい」「子どもたちを守らないと」という決意と、「こんなことして赦されるの?」という葛藤に胸を締め付けられる。
そして、本映像には、『スター・トレック』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などの監督を務めたJ・J・エイブラムスによる絶賛コメントも。「非常に力強く、心揺さぶる、感動的な映画」と本作を評している。
『ウーマン・トーキング 私たちの選択』は6月2日(金)TOHO シネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開。本作のムビチケオンラインは、現在ムビチケ公式サイトにて販売中。
ウーマン・トーキング 私たちの選択
2023年6月2日(金)TOHO シネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開
STORY
2010年、自給自足で生活するキリスト教一派の村で起きた連続レイプ事件。これまで女性たちはそれを「悪魔の仕業」「作り話」である、と男性たちによって否定されていたが、ある日それが実際に犯罪だったことが明らかになる。タイムリミットは男性たちが街へと出かけている2日間。尊厳を奪われた彼女たちは自らの未来を懸けた話し合いを行う―。
監督・脚本: サラ・ポーリー
キャスト:ルーニー・マーラ、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、ベン・ウィショー、フランシス・マクドーマンド ほか
製作:デデ・ガードナー、p.g.a./ジェレミー・クライナー、p.g.a./フランシス・マクドーマンド、p.g.a.
製作総指揮:ブラッド・ピット、リン・ルチベッロ=ブランカテッラ、エミリー・ジェイド・フォーリー
原作:ミリアム・トウズ(「WOMEN TALKING」)
配給:パルコ ユニバーサル映画
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公式サイト womentalking-movie.jp