セザール賞短編部門受賞『ピアノ調律師』のオリバー・トレイナー監督の長編デビュー作『ジュリア(s)』が5月5日(金・祝)より公開。このたび、主人公のピアノ演奏が群衆を魅了するシーンの本編映像と新場面写真が解禁された。

本作はピアニストとしての成功を夢見るジュリアの人生を、些細な選択の積み重ねで枝分かれし、交差する4つの人生として描く感動作。主演は『社会から虐げられた女たち』(21/Amazon Prime Video)や『ブラックボックス:音声分析捜査』(21)での活躍も記憶に新しいルー・ドゥ・ラージュが務め、ラファエル・ペルソナ、イザベル・カレ、グレゴリー・ガドゥボワなどの演技派が脇を固める。
このたび解禁された本編映像は、1989年、“ベルリンの壁”が崩壊するその瞬間を一目見ようと友人と共にベルリンへ訪れたジュリアが、群衆の中でふと目にしたピアノを演奏するシーン。
まさに今、東西の壁が崩壊するという瞬間に立ち会い熱狂する人々の中で、ジュリアが奏でるのはフランツ・リストの「ため息」。彼女が演奏を始めると、熱狂していた人々はその音色に耳を傾けて魅力されていく様子が映し出されている。
あわせて解禁された場面写真は、学校を抜け出し友人達とバスでベルリンへ向かうジュリアと、演奏をきっかけに聴衆がジュリアの周りを囲うカットとなっている。

『ジュリア(s)』は5月5日(金・祝)よりシネマート新宿ほか全国公開。
ジュリア(s)(読み「ジュリアズ」)
2023年5月5日(金・祝)よりシネマート新宿ほか全国公開
監督︓オリバー・トレイナー『ピアノ調律師』
出演︓ルー・ドゥ・ラージュ、ラファエル・ペルソナ、イザベル・カレ、グレゴリー・ガドゥボワ
2022|フランス|フランス語|120 分|原題︓Le tourbillon de la vie|英題︓JULIA(s)|PG12|字幕翻訳︓横井和⼦|配給︓クロックワークス
©WY PRODUCTIONS–MARS FILMS–SND-FRANCE 2 CINÉMA