西暦2024年を舞台にしたSF黙示録ブラック・コメディ『少年と犬』が5月19日(金)より公開。このたび、西暦2024年の荒廃した地球を舞台にした本作の内容にちなみ、「予言書」と「未来予告」が解禁された。

「これは、かなり高い確率であなたが目にする未来」

1976年サターン賞最優秀男優賞とヒューゴー賞最優秀映像部門賞を受賞した本作は、西暦2024年の荒廃した地球を舞台に、少年とテレパシー犬のさまよえる旅が描かれる異色のSF黙示録ブラック・コメディ。1975年製作の本作は日本では劇場未公開となっていたが、映画の舞台となっている「この世が終わるとされる2024年」を目前に控え、緊急の日本劇場初公開となる。

監督は、バイオレンス映画の巨匠サム・ペキンパー監督作品の常連俳優として知られるL・Q・ジョーンズ。少年ヴィックを演じるのは、当時25歳のドン・ジョンソン。後に主演を務めたTVドラマ「特捜刑事マイアミ・バイス」(84-89)で渋さと色気を振りまき一躍スターダムに。彼の若く初々しい姿が観られる点にも注目だ。テレパシー犬ブラッドの深みある声を担当しているティム・マッキンタイアは声の出演以外に音楽も担当。エンディングでは歌唱も披露している。

このたび解禁された「予言書」は"世界崩壊大予言"と題され、地上も地下世界もたいへんな阿鼻叫喚の様を図解。いかにしてこの世が荒廃し、悲惨な状況に至るかを、遺伝子変異、超管理社会、農場送りといった重要点を交えて解説している。

あわせて解禁された「未来予告」は、これから起こる出来事と状況を"予言の声"が解説。後半で響き渡る“これは、かなり高い確率であなたが目にする未来。"という言葉の通り、来年に迫る「2024年」のこの世の様子を映画の内容に沿って「予言」する内容になっている。

『少年と犬』は5月19日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開。

作品情報

少年と犬
2023年5月19日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開

監督:L・Q・ジョーンズ  原作:ハーラン・エリスン
出演:ドン・ジョンソン、スザンヌ・ベントン、ジェイソン・ロバーズ
1975年/アメリカ映画/90分/カラー/シネマスコープ/原題:A Boy and His Dog/PG12
キングレコード提供  アンプラグド配給

A BOY AND HIS DOG © 1975, 1982, 1990 III LQJ, Inc. All Rights Reserved.

公式サイト unpfilm.com/boydog2024

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