フランスが誇る大女優カトリーヌ・フロが主演する、笑って、泣いて、希望の花が咲く、感動の逆転サクセス・ストーリー『ローズメイカー 奇跡のバラ』が世界最速で全国公開中。このたび日本に向けたピエール・ピノー監督のメッセージ動画とバラの成長過程を描いた本編映像をあわせた特別動画が解禁された。

本作はフランス郊外を舞台に、パリの新品種コンクールという大舞台に挑む元天才・バラ育種家のエヴ(カトリーヌ・フロ)と訳ありなド素人たちの奮闘を通して、「誰かと繋がることで人生はいつでも幾度でも花開く」ことを描く希望と感動の物語。
5月28日に日本公開を迎えると、「クスッと笑えて泣けて、凄く素敵な映画」「パワフルなカトリーヌ・フロに元気もらった!」「ローズメイカー…素敵すぎた」などの絶賛の感想がTwitter上に溢れた。
本作のメガホンを取ったのは、セザール賞短編映画賞をはじめとし、ベルフォート映画祭観客賞、ブリュッセル映画祭観客賞など数々の賞を受賞してきたピエール・ピノー監督。
バラ園の1年の変化の撮影方法について監督は「時の流れによる変化を見せるため、バラの野原に無人カメラを設置して10ヶ月間も撮影しました」と語る。「たった2ヶ月の撮影期間の中で季節の移ろいを見せるのは本当に大変でした。撮影期間は季節変化の恩恵が得られる9月と10月を選びました。最初の何週間かは燦々と日が照り草木も青々とした夏でしたが、最後の数週間は秋が既にはっきりと現れていました」と季節の移ろいを描くための知られざる工夫も明かしている。

そんな監督の日本へのメッセージを収めた特別動画が公開。動画にはバラ園での季節の移ろいを見事に収めた美しい本編映像も収められている。
ピエール・ピノー監督は動画の冒頭に登場し、「日本の皆さんこんにちは。監督のピエール・ピノーです。日本での公開をとても嬉しく光栄に思います。バラの世界にたっぷり浸れる映画です。特にバラ作りはフランスのお家芸ですからね。これは美の大切さ、探求についての映画です。人の繋がりの美しさも描いています。主演はフランスの大女優、カトリーヌ・フロです。彼女は素晴らしい女優です。ぜひ劇場でご覧ください!」とメッセージを送った。
その後に流れる本編映像では、畑のような広大なバラ園にて、慣れた手つきでバラのお世話をする主人公のエヴ(カトリーヌ・フロ)とバラ園の従業員の姿が収められている。
仕事がひと段落した従業員のフレッドに、エヴは『香水』という本をプレゼントする。言葉こそ発さないフレッドだが、エヴと顔を見合わせ微笑み合う様子から、蓄積された2人の信頼関係が窺える。職業訓練所から格安で雇われた素人の彼らが、どのようにして頑固なバラ育種家のエヴと関係を深めていくのか? 映像の最後には、移りゆく季節とともにバラの成長過程が描かれている。

ローズメイカー 奇跡のバラ
5月28日(金)より、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町 ほか全国ロードショー
監督・脚本:ピエール・ピノー
出演:カトリーヌ・フロ、メラン・オメルタ、ファツァー・ブヤメッド
2020年/フランス/フランス語/96分/原題:La Fine fleur 配給:松竹
THE ROSE MAKER © 2020 ESTRELLA PRODUCTIONS – FRANCE 3 CINÉMA – AUVERGNE-RHÔNE-ALPES CINÉMA