『パピチャ 未来へのランウェイ』のムニア・メドゥール監督が、夢と声を奪われた少⼥の再⽣の物語を描く最新作『裸⾜になって』が7月21日(金)より公開。このたび、夢のスタートに⽴つことさえ困難な現代アルジェリアで、ダンサーとして未来を切り開こうとする女性のまっすぐな思いを切り取った本編映像が解禁された。

第 72 回カンヌ国際映画祭「ある視点」部⾨に出品された『パピチャ 未来へのランウェイ』のムニア・メドゥール監督が⼿がけた『裸⾜になって』は、北アフリカのイスラム国家アルジェリアを舞台に、内戦の傷が癒えきらぬ不安定な社会の中でバレエダンサーになることを夢⾒るフーリアの苦難と再生を描く物語。主人公フーリアを体当たりで演じたのは、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』などのアルジェリア出身の期待の新星リナ・クードリ。そして、製作総指揮は『コーダ あいのうた』でろう者の俳優として初めてのアカデミー助演男優賞を受賞したトロイ・コッツァーが務める。
このたび解禁された本編映像は、主⼈公フーリアの親友・ソニアが「⾃分の⼈⽣を⽣きたい」と夢を語るシーン。「惨めな⽣活を続ける? ⽯油も⽔も⼩⻨も不⾜してる、ネットや⽂化も。次は酸素まで奪われて死ぬかも」。公共の場所では踊る機会が限られ、⾝体を使った表現も規制されるアルジェリア。ここでは、ダンサーへの夢を持っていても、現実では⽣きるためにホテルで清掃バイトをする⽇々しかない。
そんな毎⽇に嫌気がさしているソニアは「私は生きたい、ちゃんと呼吸して生きたいの」という思いから、危険を承知でビザを偽造して出国することを決意。「スペインでダンサーになる」という夢のために「⼀緒にバルセロナへ」とフーリアに熱⼼に語りかける。
明治⼤学国際⽇本学部准教授・鵜⼾聡(アルジェリア⽂学)は「本作は、前作『パピチャ 未来へのランウェイ』と同様、現代アルジェリアで筆⾆に尽くしがたい苦難を⽣きる⼥性たちの強靭な⽣命⼒と強烈な創造⼒、そして濃密なシスターフッドを美しく描き出している」「この20年でアルジェリア社会は⼤きく変化した。治安は⼤幅に改善され、出版社や⽂学賞が設⽴されて⽂化活動も盛んである。コロナ禍直前には『ヒラク』(運動)と呼ばれた平和的な全国デモによって20年近く続いたブーテフリカ政権が退陣することにもなった。それでもなおこの20年間続いている問題があるのだということを『裸⾜になって』は描こうとしているように⾒える」と⾔う。
夢のスタートに⽴つことさえ困難なアルジェリアで、⾃らの⼒で未来を切り開こうとするソニアの眩しくも切ないシーンとなっている。
『裸足になって』は7月21日(金)新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー。
裸足になって
2023年7月21日(金)新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー
製作総指揮:トロイ・コッツァー 『コーダ あいのうた』
監督: ムニア・メドゥール
出演: リナ・クードリ、ラシダ・ブラクニ、ナディア・カシ
配給:ギャガ 原題:HOURIA/99分/フランス・アルジェリア/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/字幕翻訳:丸山 垂穂
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