俳優・映画製作者のセス・ローゲンが、製作総指揮と出演を兼ねた2007年の映画『スーパーバッド 童貞ウォーズ』でクリストファー・ミンツ=プラッセが演じた“McLovin(マクラビン)”の誕生日を祝う写真をTwitterに投稿した。
Embed from Getty Images『スーパーバッド』は、異性に興味津々のサエない高校生セス(ジョナ・ヒル)とエヴァン(マイケル・セラ)、フォーゲル(クリストファー・ミンツ=プラッセ)が女性と結ばれるために奮闘する青春コメディ。全米初登場1位を記録し、興行収入1億ドルを突破した予想外(?)のヒット作だ。

今回アップされた写真は、未成年の彼らが酒を買うために作ったニセのID(身分証明書)。ファーストネームもなく“McLovin”とだけ書かれたIDはツッコミどころ満載ながら、本作を象徴する重要アイテム。酒店に居合わせた無責任な警察官(セス・ローゲンとビル・ヘイダー)がこれを見て“クールだ!”と返すやりとりは、名場面のひとつでもある。
Embed from Getty Images『スーパーバッド』公開当時の様子。左からジョナ・ヒル、セス・ローゲン、ビルヘイダー、クリストファー・ミンツ=プラッセ、マイケル・セラ
ローゲンはマクラビンの誕生日である6月3日に、ニセIDの写真を添えて「40歳の誕生日おめでとう、マクラビン。(このジョークを書いたのは僕らが14歳の時だよ)」とツイート。これに早速ファンが反応し、誕生日を祝うため多くのgif画像を共有したり、IDがプリントされたTシャツを投稿したりと大盛り上がり。これまでに5万以上のリツイートと35万以上のいいねを獲得している。
Happy 40th birthday McLovin. (We wrote this joke when we were 14 years old) pic.twitter.com/6E4Qa2tVQi
— Seth Rogen (@Sethrogen) June 3, 2021
『ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー』などでローゲンと共演したジョセフ・ゴードン=レヴィットも、この架空のキャラクターの誕生日をTwitterでお祝い。『フェアウェル』のルル・ワン監督も反応し、「この映画はLAに来て二度目の仕事でした。あなたやエヴァン(製作総指揮のエヴァン・ゴールドバーグ)はとても親切で、前に進む勇気を与えてくれました」とコメントしている。
Embed from Getty ImagesHappy 40th birthday, McLOVIN. 🌈🍻🍹 pic.twitter.com/IX29HgATkJ
— Joseph Gordon-Levitt (@hitRECordJoe) June 3, 2021
現在31歳のクリストファー・ミンツ=プラッセ
盛り上がりに気づいたミンツ=プラッセは、自身のインスタグラムのストーリーに“僕のキャラクターは今日で40歳になるんだけど、それが大騒ぎになるなんて正気の沙汰じゃないよね”と投稿している。本作でMTVムービー・アワードのブレイクスルー演技賞を受賞し、現在はTVドラマを中心にバイプレイヤーとして活躍中。7月16日公開の『プロミシング・ヤング・ウーマン』にニール役で出演している。