作品賞含むトニー賞4冠、グラミー賞に輝く傑作ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した『イン・ザ・ハイツ』が7月30日(金)全国公開。このたび圧巻のミュージカル・シーンなどを捉えた場面写真が解禁された。

ニューヨークの片隅の街から今の世界に響き渡る歌と熱い夢が魂を揺さぶる

本作は、FOX NEWS、バラエティ紙、タイム誌など全米の名だたるマスコミがこぞって「今年最も観たい映画」に挙げ、はやくもアカデミー賞最有力とのレビューも出ている話題作。メガホンを取ったのは、キャストがほぼ全員アジア人にも関わらず全米3週連続第1位を記録し異例の大ヒットとなった『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウ。傑作舞台に、映画ならではのスケールとカラフルな映像美、そして今日の世界の社会情勢を反映した大胆なアレンジを加え、新たなミュージカルの名作を誕生させる。

ニューヨーク、“ワシントン・ハイツ”は、道端に置かれたラジカセ、アパートの窓、カーラジオなどからいつも音楽が流れる、実際にある賑やかな移民の街。その街で育ったウスナビ、ヴァネッサ、ニーナ、ベニーはつまずきながらも自分の夢に踏み出そうとしていた。ある時、街の住人たちに住む場所を追われる危機が訪れる。これまでも幾度と様々な困難に見舞われてきた彼らは今回も立ち上がるが―。突如起こった大停電の夜、街の住人達そしてウスナビたちの運命が大きく動き出す。

若者たちの夢と、逆境に立ち向かう街の人々の絆を乗せた歌と圧巻のスケールのダンス。ニューヨークの片隅の街から今の世界に響き渡る歌と熱い夢が魂を揺さぶる、感動のミュージカルだ。

“映え!夏!”を感じさせるプールでのミュージカル・シーンも

このたび解禁された写真には、主人公ウスナビ(アンソニー・ラモス)を中心とした躍動感あふれる群舞シーンや、まさに“映え!夏!”を感じさせるヒロインのヴァネッサ(メリッサ・バレラ)を中心としたプールでのミュージカル・シーンなど必見の場面が捉えられている。どのようなパフォーマンスに仕上がっているのか、期待が高まるショットだ。

さらに、絶えず女性たちの噂話で賑わう美容サロンやウスナビたち男性陣が路上で談笑する様子、皆に愛されるお母さん的存在のアブエラ(オルガ・メレディス)のホームパーティーに集う様子など、ワシントン・ハイツに生きる人々の活気溢れる姿が描かれたシーンも切り取られている。

本作には歌手のアリアナ・グランデや俳優のヒュー・ジャックマンもSNSで大絶賛のコメントを投稿し、レビューが解禁されるやいなや、米・辛口映画批評サイトRotten Tomatoesでは驚異の99%フレッシュを記録(※)。 「「新旧の偉大なミュージカル映画を想起させつつ、このジャンルの大きな飛躍を感じさせてくれる」「『イン・ザ・ハイツ』には今必要とされている希望のメッセージが込められている」「オスカー間違いなし。10年に1本の傑作ミュージカル。いま世界に必要なのはこの感動だ」など、公開を前にして、本国ではすでに絶賛評で埋め尽くされている。

※2021.6.03 時点 /Rotten Tomatoes 調べ

作品情報

イン・ザ・ハイツ
7月30日(金) 全国ロードショー

■監督:ジョン・M・チュウ(『クレイジー・リッチ!』)
■製作:リン=マニュエル・ミランダ(『モアナと伝説の海』作曲/歌、ミュージカル「ハミルトン」) 
■出演:アンソニー・ラモス(『アリー スター誕生』)、コーリー・ホーキンズ(『キングコング:髑髏島の巨神』)、レスリー・グレース(シンガーソングライター/歌手)、メリッサ・バレラ(『カルメン』)、オルガ・メレディス(ミュージカル版「イン・ザ・ハイツ」)、ジミー・スミッツ(『スター・ウォーズ』シリーズ)
■全米公開:2021年6月11日
■原題:In the Heights
■配給:ワーナー・ブラザース映画

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