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第93回アカデミー賞授賞式にて脚色賞・主演男優賞の2部門での受賞を果たした映画『ファーザー』が公開中。このたび三度本作を鑑賞し、どうしても一言言いたいと自ら手を挙げた俳優・斎藤工による激賞コメント映像が緊急到着した。

誰にも訪れる人生の夕暮れと揺れる親子の絆を見つめた感動の物語

本作は、世界30カ国以上で上演された傑作舞台を映画化したもの。誰にも訪れる人生の夕暮れと揺れる親子の絆を見つめた感動の物語。原作舞台を手掛けたフロリアン・ゼレール自身がメガホンを取り、長編初監督にして、現実と幻想の境界が曖昧になっていく父の視点で描かれる、これまでになく画期的な表現を実現させた。

名優による圧倒的な演技とこれまでにない映画体験で、世界中の映画賞を席巻、そしてアカデミー賞授賞式では、脚色賞(クリストファー・ハンプトン、フロリアン・ゼレール)とアンソニー・ホプキンスの主演男優賞“史上最高齢”受賞の堂々2部門にて受賞を果たした。

アンソニー・ホプキンスがアカデミー賞主演男優賞を“史上最高齢”受賞

5月14日(金)に待望の日本公開を迎えるも、新型コロナの影響で東京を含む都市部の映画館が休館となり、上映の機会は大きく失われた。6月1日から映画館が再開し、鑑賞の機会を熱望していた多くの映画ファンから絶賛の声が上がっている。

「背筋がぞっとするほどロジカルで巧妙な作品」

そんな中で到着した俳優・斎藤工による激賞コメント映像は「映画『ファーザー』という傑作に対して、今さら何か物申すのはお門違いだとは思いますが」という言葉から始まる。

本作を3度観たことを明かした斎藤は「アンソニー・ホプキンスがとにかく凄い名演技である。そしてアカデミー賞を獲りました。世界中から絶賛されて僕も素晴らしいと思いますが、あまりにもその感想、後味がアンソニーの名演ということだけでは、本当のこの作品の旨味にたどり着けていないんじゃないかなと思っております」と語る。

その理由として「後半のあるシーンが意図的に監督によって描かれている。それは施設を出てくるオリヴィア・コールマン演じる娘役のアンが、人の顔、言わば脳から出てくるようなそのオブジェの奥から歩いてくるシーン。その建物も赤と青の配色で、そこで僕は『おや?』と気づいてすぐに見直した。そうしたら色んなことの辻褄が合う部分と、逆にわざとずらされている部分があることに気づいた」と明かす。

「青と赤の配色、家具、配置、建物の設計、8時と5時という時間、その時間に会っているであろう人たち、もしかして本人しか気づいていない虐待を受けている可能性、イモージェン・プーツが演じるローラと亡くなった次女への追悼、傷など全てが入り混じっていて、ただただ認知症サイドから描いた作品をアンソニーが名演したというだけではないということが痛いほどわかってきた。そして葉っぱ。手塚治虫の「火の鳥」じゃないですけど、輪廻というか子ども返りしていくというような話でもある。新緑のシーンは『新しい生命』『子ども』というイメージだと思うんですけど、背筋がぞっとするほどロジカルで巧妙な作品だと思った」と、芸能界きっての映画好きで知られる斎藤がノックアウトされた本作の魅力を分析。

「映画館が再開した今、考察を話し合う、シェアするということで映画を分かり合えたら」

さらに「ミニシアターパーク」を立ち上げるなど映画業界、劇場全体に対し積極的な活動を行う斎藤は「見終わった後に『こうじゃないかな』と他者と分かち合うのも映画の楽しみの一つだと思う。映画館が再開した今、色んな作品を見て考察を話し合う、シェアするということで映画を分かり合えたらな。一度観た方も何度も観た方もまた一緒に見て分かち合えたらなと思っています」と締めくくった。

今後ミニシアターパークでは『ファーザー』をテーマにした特別トーク企画を予定。詳細はミニシアターパークおよび本作の公式SNSなどをチェックしよう。

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作品情報

ファーザー
全国公開中

© NEW ZEALAND TRUST CORPORATION AS TRUSTEE FOR ELAROF CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION TRADEMARK FATHER LIMITED F COMME FILM CINÉ-@ ORANGE STUDIO 2020
・・・・・・・・・・・・・・・

監督:フロリアン・ゼレール (長編監督一作目)
脚本:クリストファー・ハンプトン(『危険な関係』アカデミー賞脚色賞受賞)
フロリアン・ゼレール
原作:フロリアン・ゼレール(『Le Père』)
出演:アンソニー・ホプキンス(『羊たちの沈黙』アカデミー賞主演男優賞受賞)
   オリヴィア・コールマン(『女王陛下のお気に入り』アカデミー賞主演女優賞受賞)
   マーク・ゲイティス(「SHERLOCK/シャーロック」シリーズ)
   イモージェン・プーツ( 『グリーンルーム』)
   ルーファス・シーウェル( 『ジュディ 虹の彼方に』)
   オリヴィア・ウィリアムズ( 『シックス・センス』)

2020/イギリス・フランス/英語/97分/カラー/スコープ/5.1ch/原題:THE FATHER/字幕翻訳:松浦美奈
配給:ショウゲート

公式サイト:thefather.jp

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