ビターな少年時代を過ごした孤独な青年が極上のスイーツで奇跡を巻き起こす、フランスを舞台にした感動の実話を映画化した『パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜』が3月29日(金)から日本公開。このたび、料理家/家政婦のタサン志麻、芸人のぼる塾・田辺智加、俳優の的場浩司ら著名人から応援コメントが到着。あわせて、様々な食材がアートのようなデザートに仕上がっていく様子を捉えた、シズル感あふれる特別映像が解禁された。
本作は、22歳でパティスリーの世界選手権のチャンピオンに輝き、彗星の如くスイーツ界に登場した若き天才パティシエ、ヤジッド・イシェムラエンの自伝書「Un rêve d'enfant étoilé: Ccomment la pâtisserie lui a sauvé」(スターを夢見た幼少時代:パティシエが彼を救った理由)を元に映画化した、感動のサクセス・ストーリー。主人公を演じたのはTikTokで6600万人のフォロワーを持つ映像クリエイターとして人気のリアド・ベライシュ。監督は本作が長編監督デビューとなるセバスチャン・テュラール。ヤジッドの波瀾万丈な半生をテンポ良く、まるで“パティシエ版『ロッキー』”のように熱く感動的に描きだす。
今回解禁された特別映像は、チョコレート、生クリーム、ベリーなど様々な食材がヤジッドの手によって、まるで宝石やアートのようなデザートに姿を変えていく様子を捉えたもの。劇中に登場するスイーツは全て本作のモデルとなったパティシエのヤジッド・イシュムラエン本人が制作。時間によって変化する色や質感などを表現するために、1つのスイーツを50パターン作り上げ、結果、劇中のスイーツの総制作個数は500以上も及んだという、こだわりのシーンを集めたものとなっている。
そんなシズル感あふれる映像とともに流れるのは、スイーツを愛する著名人からのコメントの数々。菓子研究家の加藤里名は「芸術的なスイーツの数々も魅力的です」、料理家/家政婦のタサン志麻は「自分の気持ちに正直に夢を持って生きて行こうと思えた」、芸人のぼる塾・田辺智加は「スイーツをいただくときはそのパティシエの人生をいただくことだ。と思いました」、俳優の的場浩司は「スイーツは人を笑顔にする力がある」、フードディレクターの山口繭子は「パティスリーというベクトルに向かい 情熱を大爆発させた若者の人生讃歌です」とそれぞれの想いを寄せている。著名人からのコメント全文・一覧は記事下にて。
さらに本作の公開を記念し、公式HP内に日本で美しいフランス菓子が堪能できる「スイーツ・マップ」が完成。劇中に出てきたスイーツ、パリブレストやフォレノワールをはじめ、資生堂パーラー ル サロン ジャック・ボリー、ル・ポミエ、パティスリーレザネフォール、モンサンクレール、EN VEDETTE Luxe、ミシャラク、ルノートル、エキリーブル、アヴランシュ・ゲネーの9店舗で堪能できる美しいフランス菓子を紹介中。本作品を鑑賞後フランス菓子が食べたくなったら、スイーツ・マップをチェックしてみよう。
『パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜』は3月29日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー。
著名人コメント全文(敬称略・50音順)
★大森由紀子(フランス菓子研究家)
境遇はどうあれ、パティシエという夢に突き進む主人公が、シェフにその味を試される時、世界大会で氷彫刻を前に手が止まってしまった時、両手を合わせて祈る自分がいた。この映画は人生の星をつかみ取るレシピだ。
★加藤里名(菓子研究家)
幼少期の過酷な家庭環境の中、お菓子作りに夢中になった甘い記憶を呼び覚ましながら、主人公が熱意を持ち、努力を欠かさずスイーツを作り上げ、夢を叶えていく姿に見入ってしまいました。登場する芸術的なスイーツの数々も魅力的です。
★高橋明也(東京都美術館館長)
暗い幼年時代を過ごし、母親との疎遠な関係を脱して愛するスイーツの世界に飛び込む青年ヤジッド。辛酸を舐めるが、コート・ダジュールの星空の下、友と夢見る甘く美しい世界は実在した!愛と夢の物語。
★タサン志麻(料理家/家政婦)
夢を持ち続ける事は簡単なようで難しい。だけど、たったそれだけのことで、失敗や挫折は成功へのステップとなる。どんな小さな夢だっていいんだ。映画を見終わった今、改めて、自分の気持ちに正直に、夢を持って生きて行こうと思えた。
★土谷未央(菓子作家)
誰かに愛されたいという欲望を、甘く美しい形に変えて、新しい自分の物語を紡いでいく。欲望は苦しいものでもあるけれど生きるのに必要なものなのだと教えてもらった気がする。
★ぼる塾 田辺智加(芸人)
スイーツを作るシーンがとても美しくてうっとりします。 映画を観た後にとっておきのスイーツを食べたくなりましたし、誰かの為にスイーツを作りたくなりました。 スイーツをいただくときはそのパティシエの人生をいただくことだ。と思いました。
★的場浩司(俳優)
この作品を観てから食べたスイーツはいつもよりも味に深みを感じるようになった。 スイーツは人を笑顔にする力がある。それはパティシエの愛と努力…生きざまなんだと深く感じた。 今はヤジッドのつくるスイーツが食べたくて仕方がない。 スイーツだけの映画じゃない。人間の魂の叫びがここにある。
★山口繭子(フードディレクター)
タイトルのキュートなシズル感に騙されてはなりません。この映画は、濃くたぎる情熱を持て余した挙句にパティスリーというベクトルに向かって大爆発させた若者の人生讃歌です。「大好き」という気持ちをどれだけ強く抱き続けられるかが、詰むか、幸せをつかめるかの分岐点なんだと教えられました。ファイティングポーズでラストを迎える料理映画を、ぜひ。
パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜
2024年3月29日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー
監督:セバスチャン・テュラール
脚本:セドリック・イド
出演:リアド・ベライシュ、ルブナ・アビダル、クリスティーヌ・シティ、パトリック・ダスマサオ、フェニックス・ブロサール、リカ・ミナモト
2023年/フランス/フランス語/110分/5.1ch/カラー/配給:ハーク、配給協力:FLICKK 後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、日本スイーツ協会
©DACP-Kiss Films-Atelier de Production-France 2 Cinéma
公式サイト hark3.com/parisbrest
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