長州力がアンドレ・ザ・ジャイアントを語る！『バイオグラフィー：アンドレ・ザ・ジャイアント ～伝説の大巨人』特別動画解禁

1970～80年代に世界で活躍し、日本でも「大巨人」の異名で人気を博したプロレスラー、アンドレ・ザ・ジャイアントが辿った偉大な生涯に迫るドキュメンタリー番組『バイオグラフィー：アンドレ・ザ・ジャイアント ～伝説の大巨人』が5月26日（日）に日本初放送。このたび、長州力がアンドレ・ザ・ジャイアントについて語る特別インタビュー映像が公開された。

長州力インタビュー映像

予告編

1970～80年代に世界で活躍し、日本でも「大巨人」の異名で人気を博した巨体プロレスラー、アンドレ・ザ・ジャイアント。友人や家族、元プロレスラーらの証言を交えながら、彼のリング人生をたどる。酒豪ぶりや希少な病気を抱える苦悩、周囲に愛された素顔など、まさに偉大な彼の生涯に迫る。

このたび公開されたのは、アンドレ・ザ・ジャイアントとリングで対峙したことのあるプロレスラー・長州力のインタビュー特別動画。「アンドレを見て驚かない人はいない」と語る長州。日本のプロレス界には、ジャイアント馬場（209センチ）、坂口征二（196センチ）と長身レスラーはいるが、アンドレ・ザ・ジャイアントは推定223センチという破格の身体サイズの持ち主だった。

アンドレ・ザ・ジャイアントが日本に初来日したのは1970年。「年に1、2回ブッキングして（日本）に来るようになって、来るたびに大きくなった」と来日時を振り返る。アンドレと実際にリングで対峙したとき「本当に、怖いというか、自分でうわ、これはどうするんだ…」と恐れ戦いたという長州。

まさに国内は空前のプロレスブームの最中、ハルク・ホーガンなどさまざまなレスラーが来日を果たす中「2メートル近いハルク・ホーガンの頭一つ以上違う。リングに上がってみないとあの“うわっ”という気持ちは分からない」と、目の前に立ちはだかる“大巨人”アンドレの印象を語る。

「アンドレは意外と日本ていう国が一番好きな国だったんじゃないか」と長州は彼が親日家だったことを示すさまざなま来日エピソードを披露。そんなアンドレを間近で見続けた長州は「苦労、って簡単には俺たちなんかが何も言えないけど、悩みごとなんかやっぱりすごかったと思う」と、リングで魅せる輝きとはまた別の一面を憂う。

「優しいよね、アンドレは。みんながにぎやかなこと、楽しいことをしていると、入っていきたがる性格。リングの上と降りた時は全く違いますよね」と、怖がる人がいる反面、親しみやすい人柄だったとも明かす。「長生きしたくらいの、楽しみ方はしたんじゃないかな。日本のプロレス界で慕われる選手の一人であることは間違いない」と46歳でこの世を去った“伝説の大巨人”に思いを馳せた。