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第94回アカデミー賞®国際長編映画賞ショートリストへの選出を果たしたベルギーの新鋭ローラ・ワンデル監督の長編デビュー作『Playground/校庭』が3月7日(金)より全国公開。このたび、著名人コメント第二弾、追加場面写真5点が解禁された。

「いつまでも続く余韻を感じて欲しい」

ベルギー映画『Playground/校庭』は、どこにでもありそうな小学校の敷地内に舞台を限定し、全編を主人公である7歳の少女の視点で紡ぎ上げた生粋の“学校”映画。その徹底された演出手法は、さながら没入型のスリラー映画のような並外れた緊迫感と臨場感を生み、子供にとってあまりにも過酷な現実を生々しくあぶり出す。

このたび著名人コメント第二弾が到着。原宿カウンセリングセンター顧問で臨床心理士の信田さよ子は「少女の目をとおして私たちはあらゆる暴力の原点を見ることができる。このうえなく濃密な作品だ。」と称賛、映画監督の白石和彌は「小さな手から伝わる確かな温もりや他者から感じる体温が、世の中で最も大切なものが何かを教えてくれる。静かにいつまでも続く余韻を感じて欲しい。」と鑑賞後に得られる豊かな感覚についてコメントした。

ほか、ISO、小野正嗣、呉美保、SYO、武田砂鉄、野中モモ、森田真帆、柳智之がコメントを寄せた。コメント全文・一覧は以下のとおり。さらに、7歳のノラが孤軍奮闘する様子が垣間見える、追加の場面写真5点が解禁となった。

著名人コメント一覧 ※五十音順・敬称略

暴力の連鎖を断ち切る手立てがわからない。そのやりきれなさを纏いながら、カメラは子供の目線からすべてを射抜く。
愛する者が人を踏みつける者へと変貌した時、我々に残された僅かな手段をこの傑作は提示している。
ISO(ライター)

カメラは幼い少女から離れない。この距離の近さが感動的なのは、不安に押しひしがれる少女の心の揺れを、学校という世界の残酷さを、息が詰まるほど微細に映し出すからだけではなく、少女につねに寄り添い抱擁する愛のまなざしを感じさせもするからだ。
小野正嗣(作家、フランス文学者)

私たちはふたつの視点を持っています。
他者を見つめること。
そして、自分を見つめること。
混迷する現代社会でどれだけのひとが、
そのふたつを尊むことができているのかなと、
ノラの視点を通し、強く胸をつかれました。
呉美保(映画監督)

ハッとさせられる現実に胸が締め付けられる衝撃のラスト
誰かをしっかり抱きしめて、そのぬくもりを感じていたくなる
河瀨直美(映画作家) *解禁済み

カメラは、いっときも少女から離れず、表情だけを追い続ける。
観客は、彼女の内側に籠る孤立、孤独、苦しみ、哀しみを、最も近い距離で共有する。
本作は「ありふれた教室」で起こる学校版「サウルの息子」だ。
彼女の身の丈から覗く学校世界は、無垢でも平穏でもない。
兄妹たちの“涙の抱擁”に始まり、最後は、また彼らの“涙の抱擁”で終わる。
この涙の変遷。この痛みは、何なんだ。恐るべき映画だ。
小島秀夫(ゲームクリエイター)*解禁済み

生年と居住地域が重なっただけで箱詰めされる場所、学校。
そのグロテスクな現実が、むき出しの状態でそこに在った。
息を潜めていた当時の痛みが蘇る。どこまでも鋭利な傑作。
SYO(物書き)

カミソリの刃の上を歩いているかのような危うい子供たち。周りにいる大切な者も自らをも傷つけながら、残酷な世の中を血まみれで歩いていく。だが、最後に救われるのはスクリーンを見つめる我々だ。小さな手から伝わる確かな温もりや他者から感じる体温が、世の中で最も大切なものが何かを教えてくれる。静かにいつまでも続く余韻を感じて欲しい。
白石和彌(映画監督)

絶望を感じた子どもは、その絶望を顔に出すわけではない。
隠して、開き直って、また隠す。
では、その前に立って、できることとは何なのか。
絶句した後に言葉を探すがまだ見つからない。
武田砂鉄(ライター)

はじめは赤ちゃんみたいだったのに、みるみるうちに社会性ってやつを身につけてゆくちいさなノラ。演技がうまい! 演技でよかった!(フィクションじゃなかったらとても耐えられないです、こんなハラハラする話)
野中モモ(翻訳者・ライター)

子どもたちが楽しそうに遊ぶ「校庭」には世界中で起きている争いが凝縮されて詰まっている。少女の目をとおして私たちはあらゆる暴力の原点を見ることができる。このうえなく濃密な作品だ。
信田さよ子(原宿カウンセリングセンター顧問)

すごいものを観た。ただそれに尽きる。すごい映画じゃない。だって映画を逸脱している。震えた。一夜明けて余韻がまだ残っている。こんな体験は初めてかもしれない。
森達也(映画監督/作家)*解禁済み

小学生の頃、体育が苦手でトイレに逃げ込んでいた。粗暴ないじめっ子への嫌悪、友達が見せる冷酷さへの恐怖——7歳の少女の視点での追体験は、心がずっと苦しかった。
森田真帆(映画コラムニスト/コンセントエデュケーター)

母校に帰れば記憶より小さい学校があるけれど
この映画を見ている間は大きかった学校を思い出す
全ての表現が繊細で力強く編み込まれていて、その中心にあるのは圧倒的な心だと思った。
柳智之 (イラストレーター)

作品情報

Playground/校庭
2025年3月7日(金)より新宿シネマカリテ、シネスイッチ銀座ほか全国公開

監督・脚本:ローラ・ワンデル(長編デビュー) 
出演:マヤ・ヴァンダービーク、ガンター・デュレ、カリム・ルクルー(『またヴィンセントは襲われる』(24))、 ローラ・ファーリンデン(『ハッピーエンド』(18))

2021年/ベルギー/フランス語/72分/ビスタ/5.1ch/原題: Un Monde/英題:Playground/日本語字幕:岩辺いずみ/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム /後援:駐日ベルギー大使館/映倫区分:G

©2021 Dragons Films/ Lunanime

公式サイト playground-movie.com

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