本年度アカデミー賞®において脚色賞を受賞したレイフ・ファインズ主演、エドワード・ベルガー監督最新作『教皇選挙』が3月20日(木・祝)より全国公開。このたび、公開前から話題沸騰の本作を一足早く鑑賞した映画監督、漫画家、さらには神父まで、各界の著名人からの絶賛コメントが到着。その熱いコメントを収めた特別映像“コメント篇”も解禁された。
本作は、カトリックの総本山バチカンで、トップに君臨するローマ教皇を決める教皇選挙“コンクラーベ”の内幕を描く極上のミステリー。ジャーナリスト兼作家のロバート・ハリスの原作を、『裏切りのサーカス』(11)でアカデミー賞®にノミネートされたピーター・ストローハンが脚色し、Netflixオリジナル映画『西部戦線異状なし』(22)のエドワード・ベルガー監督が映画化。第97回アカデミー賞®において脚色賞を受賞したほか、これまで数多くの映画賞を受賞している。

このたび各界著名人総勢15名から熱いコメントが到着。アカデミー賞受賞歴もある名匠アレクサンダー・ペイン監督とアン・リー監督は「最初の5分で分かる。これこそが映画だ。」(アレクサンダー・ペイン)、「ストイック。クレイジー。驚くべき表現力。」(アン・リー)と本作を大絶賛。
さらに大人気漫画「テルマエ・ロマエ」で知られる漫画家・文筆家・画家のヤマザキマリは「映画の力というものを久々に痛感した傑作。」と感服。「チ。―地球の運動について―」で注目を集める気鋭の漫画家・魚豊は「この面白さに、魂の清き一票を!」と熱く呼びかけ、「チェーザレ 破壊の創造者」の漫画家・惣領冬実は「ラストの衝撃は現代を生きる私達への問いかけなのかもしれない。」、漫画家の中村光も「見たかったものがぎっしり詰まっていました!」と絶賛。
さらにはゲームクリエイターの小島秀夫は「細部に“神”が宿っている。」、翻訳家の越前敏弥は「“天使と悪魔”をしのぐとんでもない作品が現れた。」と驚嘆し、バチカンやローマ教皇に関する研究で知られる日本大学国際関係学部教授の松本佐保は「限りなくノンフィクションな策略ドラマ」と評している。
他にも映画ライターのISO、総合映画情報 オスカーノユクエ、英文学者の北村紗衣、ミステリー作家の七尾与史、カトリック司祭の晴佐久昌英、コラムニストの山崎まどかと各界の著名人が驚きと絶賛のコメントを寄せている。コメント全文・一覧は以下のとおり。
『教皇選挙』はいよいよ今週3月20日(木・祝) TOHOシネマズ シャンテ 他 全国ロードショー。
著名人コメント一覧 ※五十音順
■アレクサンダー・ペイン(映画監督)
最初の5分で分かる。
これこそが映画だ。
■アン・リー(映画監督)
ストイック。クレイジー。
驚くべき表現力。
■ISO(ライター)
バックラッシュが吹き荒れる今の世界に手向けられた、変革への願いを宿す驚異の傑作。
研ぎ澄まされたショットの釣瓶打ち、驚天動地のツイスト、極限まで緊張を高める編集と音響。
すべてが圧巻で、押し寄せる映画的快楽に溺れ死ぬかと思った。
■魚豊(漫画家/チ。―地球の運動について―)
珠玉のミステリーとサスペンスは、ただ実直に、人の"信仰"を描写する事により生じると証明する作品。
同様に、投票の根拠とは、理屈でも情勢でもなく、"己の信仰"との対話だった筈だ。
そう、選挙とは戦略では無い!
この面白さに、魂の清き一票を!
■越前敏弥(翻訳家)
根比べのコンクラーベ。
びっくり仰天の結末。
「天使と悪魔」をしのぐとんでもない作品が現れた。
■総合映画情報 オスカーノユクエ
一級の美術品を鑑賞中にドロドロの権力争いに巻き込まれ、挙げ句驚愕の結末にのけぞるという稀有な体験!
■北村紗衣(英文学者)
豪華な衣装に身を包んだ神父たちがお互いの足を引っ張り合う様子を、クスクス笑いながら楽しんでください。
■小島秀夫(ゲームクリエイター)
国内のシネフィルの多くは、”教皇選挙“というテーマに共感できないかもしれないが、その“信仰心”は捨てた方がいい。冒頭から最後までひとときも飽きさせない。正真正銘のミステリーの傑作だ。全てのカットのレイアウトや色設計、絵創りの細部に“神”が宿っている。それゆえに、誰もが映画への“信仰心”を厚くすることだろう。僕なら、“映画界の教皇選挙”でエドワード・ベルガー監督に投票する。
■惣領冬実(漫画家/チェーザレ 破壊の創造者)
私が描いた五百年前の教皇選とはまったくテイストが異なっている。
「教皇の器」とは何なのか?
ラストの衝撃は現代を生きる私達への問いかけなのかもしれない。
■中村 光(漫画家)
赤と白と黒の美しい密室。枢機卿たちの素晴らしい演技にかっこよすぎる衣装。見たかったものがぎっしり詰まっていました!
■七尾与史(ミステリ作家)
サプライズの先にさらなる衝撃!
この衝撃がもし実現したら世界はどう反応するのだろうかと考えてしまった。
■晴佐久 昌英(カトリック司祭)
教皇選挙には人知を超えた聖霊の風が吹くと言われているが、
まさにその風がこの映画自体をも吹き抜けている。
■松本佐保(日本大学 国際関係学部 教授)
700年の歴史ある教皇選挙。絵画の様な美しさと限りなくノンフィクションな策略ドラマに目を奪われる。
■山崎まどか(コラムニスト)
ポリティカル・サスペンスよりもスリリングで、
どんなアクション大作よりも派手やか、
息もつかせぬ謀略劇を堪能した!
驚くようなエンターテインメント作品である。
■ヤマザキマリ(漫画家・文筆家・画家)
神の下す決断は我々人間の不完全さをいとも簡単にあらわにする。
映画の力というものを久々に痛感した傑作。
教皇選挙
2025年3月20日(木・祝) TOHOシネマズ シャンテ 他 全国ロードショー
STORY
全世界に14億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派・カトリック教会。その最高指導者にして、バチカン市国の元首であるローマ教皇が死去した。悲しみに暮れる暇もなく、ローレンス枢機卿(レイフ・ファインズ)は新教皇を決める教皇選挙“コンクラーベ”を執り仕切ることに。世界中から100人を超える強力な候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の閉ざされた扉の向こうで極秘の投票が始まった。票が割れるなか、水面下で蠢く陰謀、差別、スキャンダルの数々。ローレンスはその渦中、バチカンを震撼させるある秘密を知る――。
監督:エドワード・ベルガー(『西部戦線異状なし』)
脚本:ピーター・ストローハン(『裏切りのサーカス』) 原作:ロバート・ハリス著「CONCLAVE」
出演:レイフ・ファインズ、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、イザベラ・ロッセリーニ
2024年|アメリカ・イギリス|英語・ラテン語・イタリア語|カラー|スコープサイズ|120分|原題:CONCLAVE|字幕翻訳:渡邉貴子|G
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ
© 2024 Conclave Distribution, LLC.
公式サイト https://cclv-movie.jp
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