犯罪の証拠としてチェコ警察を動かした禁断のリアリティショー『SNS-少女たちの10日間-』のデジタル配信、およびDVDのリリースが決定。デジタル配信はパッケージ発売に先駆け2021年8月6日(金)より開始、DVDは10月6日(水)に発売、レンタルも同時スタートとなる。

ジャケット写真
3つの子供部屋+10日間のチャット=2458人のオオカミたち

巨大な撮影スタジオに設営された3つの子ども部屋。幼い顔立ちをした3名の女優は、定められたルールのもとに偽のSNSアカウントで12歳のふりをするという任務を与えられた。アカウント開設直後、各々の部屋のPCから鳴り続ける通知音。彼女たちは連絡をしてきたすべての年齢の男性とコミュニケーションを取り始める…。

映し出されるその衝撃的な光景が大きな話題を呼んだ『SNS-少女たちの10日間-』。現代の子どもたちが直面する危険をありのまま映し出した恐るべきこのリアリティショーは、SNSと常に接するジェネレーションZやその親たちに恐怖と共に迎えられ、本国チェコでドキュメンタリーとしては異例の大ヒットを記録。児童への性的搾取の実態を描いた映像として、チェコ警察から刑事手続きのための映像提供が要求された。実際の犯罪の証拠として警察を動かした大問題作が満を持して、デジタル配信・パッケージリリースとなる。

日本でも公開前から大きな話題を呼んでいた本作は、2021年4月23日から劇場公開されると連日満席が続出し、Filmarksの初日満足度ランキング2位を獲得したほか、メディアでも数多く取り上げられた。

“オオカミたち”とのスリリングなやり取りやあっと驚く大胆な展開、感動的な場面など映画の醍醐味も多く盛り込みながら、インターネットにおける児童虐待の問題に斬新な手法で切り込んだ本作。知っているつもりでいた問題の、あまりにおぞましい実態を徹底して見せつけられる。鑑賞後耳にこびりつくSNSの呼び出し音には、それが現実で、今も世界中で起こっているという事実を突きつけられるだろう。

精神科医、性科学者、弁護士や警察といった専門家の万全なバックアップやアフターケアを用意しながら、SNSで子供たちが直面する危険をむき出しのままに映し出す本作を生み出したのは、チェコで活躍するドキュメンタリー作家のヴィート・クルサークとバーラ・ハルポヴァー。“12歳の少女”は、オーディションで選ばれた18歳以上の3名の女優たちが演じている。綿密に作り込まれた子ども部屋や服装、髪型、振る舞いにも注目だ。

商品情報

『SNS-少女たちの10日間-』
2021年8月6日デジタル配信開始(EST、TVOD同日配信開始)
2021年10月6日DVD発売/DVDレンタル開始

【DVD】
品番:PCBE.56467   
価格:税込¥4,180(本体¥3,800)
音声:オリジナル/チェコ語
ドルビーデジタル 5.1chサラウンド
字幕:日本語字幕
収録時間:本編104分+特典映像2分
※R15指定
特典映像(※タイトル、収録内容は予定となります): ◎日本版予告編

【ストーリー】
2020年、1本のドキュメンタリーが世界を震撼させた。そこは巨大な撮影スタジオに作られた3つの異なる子供部屋。幼い顔立ちの3名の女優が、“12歳・女子”という設定の下、SNSで「友達募集」をしたところ、なんと10日間で2,458名もの成人男性がコンタクトを取り、卑劣な誘いを仕掛けてきたのだ。撮影されているとは気付かず、未成年に対する容赦ない欲望の行動は徐々にエスカレートしていき…。

【キャスト】
出演: テレザ・チェジュカー、アネジュカ・ピタルトヴァー、サビナ・ドロウハー
【スタッフ】
監督:バーラ・ハルポヴァー、ヴィート・クルサーク
原案:ヴィート・クルサーク

発売元:ハーク 
販売元:ポニーキャニオン
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