20世紀最大の映画スター、チャーリー・チャップリンのルーツに迫るドキュメンタリー映画『チャップリン』が12月19日(金)より全国順次公開。このたび、チャップリンの“予言的”メッセージが響くシーンの本編映像と追加場面写真6点が解禁された。
チャップリンに関する作品や映像は数多く作られてきたが、本作はチャップリン家が全面的に協力し公認した唯一のドキュメンタリー。製作を担当し、劇中でチャップリンの足跡を辿るのは息子マイケル・チャップリン。父の名声と親の七光りという重圧に苦しんだマイケルが父子断絶を経て、その関係を見つめ直す。『ドクトル・ジバゴ』(65)などで知られる俳優で娘のジェラルディン・チャップリンらも出演。監督を務めるのも、孫カルメン・チャップリン。
このたび解禁された本編映像は、反戦と平和を映画で訴え続けたチャップリンの姿勢を象徴するシーン。チャップリンについて「人道主義者なのに政治活動家と非難されました」と語るのは、娘で俳優のジェラルディン・チャップリン。
冷戦期に突入し赤狩りが加速していた当時、チャップリンは社会風刺的な作風から共産主義者のレッテルを貼られ、アメリカを事実上追放されてしまう。それを背景に、アメリカ文明を痛烈に批判した作品が『ニューヨークの王様』(57)。革命を逃れて自由の国アメリカに亡命した王様に扮するチャップリンは、「私は原爆に反対して王位を失った」とユーモア交えながら原爆を真っ向から批判。
さらに、権威主義的な政治こそが戦争に繋がるとし、「今の世界が崩壊する原因は」と助演を務める息子マイケルが問うと、2人は声を揃えて「強すぎる権力だ」と答える。この映画から半世紀以上経った現在もなお、世界各地で相次ぐ戦争。日本でも権威主義的な政治家が台頭している。そんな今だからこそ平和の煽動者チャップリンが描いてきたメッセージを見つめ直す物語。
あわせて、追加場面写真も6点解禁。バカンスを楽しむ姿や『ニューヨークの王様』で息子マイケルと共演するシーン、『街の灯』のプレミアでアインシュタインらと交流する姿、家族と食事をする姿、『サーカス』(28)の名シーン、『ライムライト』(52)のプレミアでロンドンに訪れたチャップリンとウーナ夫人の仲睦まじい様子など、世界的大スターの一面からプライベートの素顔までチャップリンの多様な姿を捉えたものとなっている。






まとめ(注目ポイント)
- ドキュメンタリー映画『チャップリン』が12月19日より公開。
- 本作はチャップリン家公認で、監督は孫のカルメンが務める。
- 解禁された本編映像は反戦と平和を映画で訴え続けたチャップリンの姿勢を象徴するシーン。
- 映像ではチャップリンと息子マイケルが「強すぎる権力」が世界の崩壊原因だと語る。
- 追加場面写真も6点解禁。アインシュタインらと交流する姿も。
チャップリン
2025年12月19日(金)より角川シネマ有楽町ほか全国順次公開
出演:マイケル・チャップリン ジェラルディン・チャップリン ジョニー・デップ トニー・ガトリフ エミール・クストリッツァ ストーケロ・ローゼンバーグ リタ・カベルト ファルキート
監督:カルメン・チャップリン 音楽:ナサニエル・メカリー 撮影:ケネス・オリベ 編集:フーリア・フアニス
2024年|90分|スペイン・ベネルクス・イギリス・フランス|原題:CHAPLIN SPIRIT OF THE TRAMP
カラー&モノクロ|5.1ch|1.85:1 日本語字幕:渡邉一治 配給:アンプラグド
©The Caravan Trail, A.I.E, Kwanon Films Limited, and Submarine Sublime 2024
Charlie Chaplin™ © Bubbles Incorporated SA
公式サイト unpfilm.com/chaplin




