第78回カンヌ国際映画祭の監督週間でプレミア上映され“カンヌ国際映画祭初のサメ映画”として話題沸騰となった『デンジャラス・アニマルズ 絶望海域』が本日5月8日(金)より公開中。このたび、ショーン・バーン監督の日本のファンに向けたコメント動画&インタビューテキストが解禁された。
カンヌ国際映画祭の上映時には拍手が鳴りやまず、称賛をもって受け入れられた本作。カンヌ国際映画祭でサメ映画が上映されるだけでも異例のことだが、単なるサメ映画の枠にとどまらず、サイコパスな船長という強烈なキャラクターも登場し、大きなインパクトを残した。映画祭での上映は終始大盛り上がりで、カンヌの観客たちをうならせて、そのクオリティもお墨付きとなっている。

今回、日本公開にあわせて監督のコメント動画が到着。「日本のカルチャーの大ファン」だと語る監督は、かねてから日本のビジュアルが一番のお気に入りだったようで、「一番クールなポスターを作ってくれるのはいつも日本!」と興奮気味にコメント。ポスターの現物を多めに本国に送るように依頼したほどだという。「こんなサメ映画はありません!」と本作の魅力をアピールした。インタビューテキストは以下のとおり。

ショーン・バーン監督 インタビュー
――シリアルキラー×鮫というユニークなアイデアを映画化しようと思ったきっかけは?
私が考えた、と言いたいところですがニックの脚本に描かれていて、素晴らしいアイデアだと思ったんだ。サメ映画、シリアルキラーものという二つのサブジャンルの映画ファンに受け入れられると思ったし、倫理的にもサメをモンスターとして描いていないところにも共感しました。
――本作では、動物的な本能と人間の持つ“真の悪”が対比され、人がなぜ暴力に走るのかが描かれています。このテーマのどこに惹かれたのでしょうか。
私が最初にこの脚本に惹かれたのは、サメ映画とシリアルキラー映画という二つのジャンルが融合している点です。これまで、この二つのサブジャンルがここまで効果的に結びついた例は見たことがなく、観客層を広げる可能性を感じさせる、非常に魅力的な発想だと思いました。
確かに本作は“動物的な本能”を描いていますが、サメが本能のままに行動しているように見えても、その背後には常に人間の介在があります。サメは、海に餌が撒かれていない限り現れないのです。実際、現在問題となっているシャークケージダイビングでは、観光客に確実にサメを見せるために、魚の頭や血を海に撒いてサメをおびき寄せています。いわば、観光客に満足してもらうための行為ではありますが、そうした人間の行動がサメのあり方を変えてしまっているのです。
――タッカーというキャラクターは明らかに邪悪で歪んだ人物ですが、同時に海に対してまるで信仰のような畏敬の念を抱いています。この人物像はどのようにジェイ・コートニーと作り上げていったのでしょうか。
どんな作品でも、感情的に共感できることが重要です。俳優、脚本家、監督の全員が、そのキャラクターがなぜその地点に至ったのかを理解している必要があります。そうした背景は、必ずしも作品の中で詳しく語られるわけではありません。コートニーが最初に投げかけてきたのも、「この男は何者なんだ?」という問いでした。事前にキャラクターについての話し合いを何度も行ったのです。でもその後は、彼に自由に役を掘り下げてもらい、思い切り演じてもらいました。彼はかなりクレイジーな演技を披露する必要がありましたが、彼の出演している作品で垣間見られる狂気性を存分に発揮してノリノリで演じてくれました。
『ジョーズ』(75)はサメ映画の金字塔ですが、サメ=人を襲う危険な生物という印象が強くつきすぎてしまったと思うので、サメ映画の新たな側面を感じてもらえると嬉しいです。
まとめ(注目ポイント)
- 『デンジャラス・アニマルズ 絶望海域』が5月8日(金)に公開第78回カンヌ国際映画祭の監督週間でプレミア上映され、“カンヌ初のサメ映画”として話題を呼んだ異色作がいよいよ日本上陸。
- 「シリアルキラー×サメ」の異色ジャンル融合動物的本能で襲うサメと、人間が持つ“真の悪”を象徴する邪悪なシリアルキラーという二つのサブジャンルを掛け合わせた斬新な脚本を採用。
- ショーン・バーン監督のコメント動画&インタビュー到着「日本のカルチャーの大ファン」と語る監督が日本のポスタービジュアルを絶賛。
- ジェイ・コートニーによる狂気のキャラクター造形邪悪な船長タッカーを演じるジェイ・コートニーは、事前の綿密な話し合いを経て、持ち前の狂気性を存分に発揮したクレイジーな演技を披露。
デンジャラス・アニマルズ 絶望海域
2026年5月8日(金)全国公開
監督:ショーン・バーン
出演:ハッシー・ハリソン、ジェイ・コートニー、ジョシュ・ヒューストン、ロブ・カールトン、エラ・ニュートン、リアム・グレインキー
2025年|オーストラリア|PG-12|英語|98分|5.1ch|シネマスコープ|原題:DANGEROUS ANIMALS|字幕翻訳:永井歌子|
提供:ニューセレクト、BBB 配給:スターキャットアルバトロス・フィルム 宣伝:エクストリーム・フィルム
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公式サイト dangerous-animals.com



