第79回ゴールデングローブ賞のノミネーションが発表され、 ドラマ部門の主演女優賞に『スペンサー』でダイアナ元皇太子妃を演じるクリステン・スチュワートがノミネートを果たした。
『スペンサー』は 『トワイライト』『チャーリーズ・エンジェル』のクリステン・スチュワート主演、 『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のパブロ・ラライン監督のタッグでダイアナ元皇太子妃を描いた話題作。
1997年8月31日、ダイアナ元皇太子妃が交通事故で亡くなったというニュースは世界中に衝撃を与えた。スペンサー伯爵家の令嬢として誕生し、両親が 7 歳で離婚、チャールズ皇太子と恋に落ち、20 歳で結婚すると瞬く間に人気者となったダイアナ。世界中で「ダイアナ・フィーバー」を巻き起こし、2 人の息子を育て、死の直前まで人道支援活動に心を注いだ「愛の人」。36 歳という短い生涯を駆け抜けた彼女の生き様は世界中の人々に希望と共感を与え今なお愛され続けている。あふれる愛を人々に与え続けた彼女はあの時、何を思ったのか。没後 25 年となる 2022 年、世界は、だれも知らないダイアナを知る――。
ダイアナ元皇太子妃がその後の人生を変える決断をしたといわれる1991年のクリスマス休暇を描いた本作は、本年度のベネチア国際映画祭、トロント映画祭と名だたる主要映画祭で上映し、話題をさらった。アメリカ最大の映画評論サイト「RottenTomato」でも高評価を獲得。ダイアナを演じるのは、 『トワイライト』シリーズ、『チャーリーズ・エンジェル』のクリステン・スチュワート。
脇を固めるのは、ジャック・ファーシング(「風の勇士 ポルダーク」)、『英国王のスピーチ』のティモシー・スポール、『シェイプ・オブ・ウォーター』のサリー・ホーキンス、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のショーン・ハリスら名優たち。そして監督を務めるのは、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』でジャクリーン・ケネディの知られざる姿を描き、主演のナタリー・ポートマンをアカデミー賞ノミネートに導いたパブロ・ラライン。鋭い洞察力と確かな手腕でダイアナの孤独と苦しみを静かに浮き彫りにする。
王室という閉鎖された世界の中で、人間らしく、自分らしく生きるために苦しみながらも自分で自分の人生を「選択」したダイアナ。タイトルの「スペンサー」は、ウェールズ公妃ダイアナから、自身の旧姓、ダイアナ・スペンサーへ戻る決意をしたという彼女の強い意志を表している。
本作の演技が絶賛され、現在破竹の勢いで各映画賞の受賞&ノミネートを果たしている主演のクリステン・スチュワートが、このたび発表された第79回ゴールデングローブ賞のドラマ部門の主演女優賞にノミネートされた。キャリア史上最高の演技とも称される今回の渾身の演技は、アカデミー賞最有力との呼び声も高く、今回の受賞にも期待が高まる(本作の現在の受賞・ノミネート結果は以下の通り)。
ノミネーション発表にあわせて、チャールズ皇太子とダイアナの 2 ショットを収めた本作の新場面写真 1 枚も解禁。注目のゴールデングローブ賞授賞式は 2022年1月9日(現地時間)に開催となる。
『スペンサー』は2022年、全国公開。
現在の受賞&ノミネート一覧 ※2021 年 12/13 時点最新 太字=受賞
★アトランタ映画批評家協会賞 主演女優賞(クリステン・スチュワート)
★ワシントン DC 映画批評家協会賞 主演女優賞(クリステン・スチュワート)/作曲賞(ジョニー・グリーンウッド)
★ボストン映画批評家協会賞 作曲賞(ジョニー・グリーンウッド)
★ボストンオンライン映画批評家協会賞 主演女優賞(クリステン・スチュワート)
★フィラデルフィア映画批評家協会賞 主演女優賞(クリステン・スチュワート)
★サテライト賞 作品賞/主演女優賞(クリステン・スチュワート)/美術賞(ガイ・ヘンドリックス・ディアス)/衣装デザイン賞(ジャクリーン・デュラン)/作曲賞(ジョニー・グリーンウッド)
★ハリウッド映画批評家協会賞 作品賞/監督賞(パブロ・ラライン監督)/主演女優賞(クリステン・スチュワート)/撮影賞(クレア・マトン)/美術賞(ガイ・ヘンドリックス・ディアス)/衣装デザイン賞
(ジャクリーン・デュラン)/作曲賞/インディペンデント映画賞
★ラスヴェガス映画批評家協会賞 主演女優賞(クリステン・スチュワート)/撮影賞(クレア・マトン)/衣装デザイン賞(ジャクリーン・デュラン)/作曲賞
★セントルイス映画批評家協会賞 主演女優賞(クリステン・スチュワート)/衣装デザイン賞(ジャクリーン・デュラン)/作曲賞(ジョニー・グリーンウッド)
★デトロイト映画批評家協会賞 主演女優賞(クリステン・スチュワート)
スペンサー
2022 年、全国ロードショー
<STORY>
1991 年のクリスマス。ダイアナ妃とチャールズ皇太子の夫婦関係はもう既に冷え切っていた。不倫や離婚の噂が飛び交う中、クリスマスを祝う王族が 集まったエリザベス女王の私邸サンドリンガム・ハウス。ダイアナ以外の誰もが平穏を取り繕い、何事もなかったかのように過ごしている。息子たちとのひと時を除いて、ダイアナが自分らしくいられる時間はどこにもなかった。ディナーも、教会での礼拝も、常に誰かに見られている。彼女の精神はすでに限界に達していた。追い詰められたダイアナは、生まれ育った故郷サンドリンガムで、今後の人生を決める一大決心をする――。
主演:クリステン・スチュワート(『トワイライト』シリーズ、『チャーリーズ・エンジェル』) ジャック・ファーシング(「風の勇士 ポルダーク」)、ティモシー・スポール
(『英国王のスピーチ』)、サリー・ホーキンス(『シェイプ・オブ・ウォーター』、ショーン・ハリス『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』)
監督:パプロ・ラライン(『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』)
配給:STAR CHANNEL MOVIES
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