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本日4月19日は、世界で最も有名な存命の芸術家、“南米のピカソ”ことフェルナンド・ボテロの90歳の誕生日。それを祝して、ボテロの心に残る名言を一挙紹介。ボテロ本人の数々の名言とともにその人生に迫るドキュメンタリー映画『フェルナンド・ボテロ 豊満な人生』は4月29日(金・祝)よりBunkamuraル・シネマほかにて全国順次ロードショー。

「好きなのはそれ(絵を描くこと)だけ。その他は退屈で仕方なくやってる」

人間も静物もなぜだかみんなふっくら、ぷっくりと膨らみ、素朴でユーモアあふれる作風が愛される巨匠フェルナンド・ボテロ。90歳のマエストロは現在も毎朝アトリエに通い、多幸感あふれる独創的な作品を生み出し続けている。

まもなく公開されるドキュメンタリー映画『フェルナンド・ボテロ 豊満な人生』では、幼い頃に父を失った貧しい少年ボテロが、闘牛士学校に通いながらスケッチ画を描いていた原点から、対象物をぽってりと誇張する“ボテリズム”に目覚め、『モナ・リザ、12歳』のMoMA展示で一躍注目を浴びアート界の頂点へとたどり着いた軌跡を追いかける。

なぜ、すべてをふくよかにするのか? そこに込めた意味とは。唯一無二の独創性を貫く信念について、ボテロ本人、そして波乱万丈の人生を一緒に歩いてきたファミリーが語りきる貴重なドキュメンタリーだ。

90歳の巨匠が語る言葉には、世界一有名な画家としての確固たる信念と、絵を描くことへの衰え知らずの愛情があふれ出る。そんなボテロが語った名言の数々をご紹介!

「コロンビアにいたら、絵なら誰にも負けないだろう。だが私が目指してるのは世界一の画家だ」

コロンビアのメデジン出身のボテロは、絵画について深く学ぶため、スペイン、パリ、イタリアなど世界各地へ絵画を学ぶ為に留学している。当時、美術館や画廊のなかった故郷メデジンを飛び出し、留学先でベラスケスやゴヤ、ルネサンスの巨匠ピエロ・デラ・フランチェスカの絵画を実際に観て、巨匠たちの古典絵画から多くを学んだボテロ。その向上心によって、世界一有名な画家となったボテロならではの発言。

(高級車と絵を交換しようと持ち掛けられて)「でも断った。絵の方が大事だったんだ」

その場に居合わせた子供たちが必死に父親のボテロを説得し、高級車が欲しいとせがんだが、頑として絵を手放そうとしなかったボテロ。絵を愛する気持ちは何物にも代えがたいことがはっきりとわかる。

「絵を描くことにはとても興味がある。何かを発見できる喜びがあるからだ。好きなのはそれだけ。その他は退屈で仕方なくやってる。だからできるだけ制限したい。いつも隠れてるよ」

展覧会のパーティーなどでよく身を潜めて、早々に切り上げたがるボテロの本心が垣間見える。

「最近の芸術家や批評家たちは、芸術で楽しむのは卑しいと考えてる。バカげてるよ。そんなことを言ったら、美術史全体が卑しくなる。芸術は楽しくなきゃ」

大抵の作品で、おもわずクスリと笑ってしまうような遊び心を絵の中に忍ばせているボテロの絵画。例えば、過去の名作へのオマージュや、意外な人物や小道具、ボテロ本人などが画面の隅に描き加えられていたり…。ボテロのこだわりが窺い知れる発言。

「作風を変えたいかとよく聞かれる。発想が変わるなら話は別だ。だが同じ発想と信念を持つ限り、私はこの作風を貫く。美術史上の偉大な芸術家たちは、1つの概念を持ってた。1つの作風を貫いたから偉大なんだ。私の作風は1つだけだ」

抽象絵画が全盛期の時代、ひたすらに人物や物など具象絵画を描き続け、対象物をぽってりと誇張する“ボテリズム”を確立したボテロの不屈の信念が伺える。

「成功してもしなくても何も変わらない。私の人生は絵を描くこと」

世界一有名な芸術家となっても、謙虚で優しいボテロの人間性が伝わる一言。

作品情報

フェルナンド・ボテロ 豊満な人生
2022年4月29日(金)より、Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー

監督:ドン・ミラー |2018 年|カナダ|英語・スペイン語|ビスタ|デジタル5.1|82分|原題:BOTERO
提供:ニューセレクト

配給:アルバトロス・フィルム

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公式サイト botero-movie.com

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