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国内外の映画賞で高い評価を得た鬼才パク・チャヌクの傑作復讐サスペンスを4Kリマスター化した『オールド・ボーイ 4K』(5月6日公開)より、伝説的な横移動アクション映像の一部が解禁された。今もなお映画やゲームなど、様々な映像の世界に影響を与えている革新的な長回しワンカットシーンだ。

作・土屋ガロン(狩撫麻礼)、画・嶺岸信明による日本の同名コミックを原作に、『JSA』で国際的に注目を集めていたパク・チャヌク監督が映画化した本作は、ある日突然何者かに拉致監禁され、理由も明かされぬまま15年後に突如解放されたオ・デス(チェ・ミンシク)の壮絶な復讐劇を描く。予想を超えるストーリー展開と、スタイリッシュかつ容赦なきバイオレンス描写が話題となり、今もなお多くのファンに愛される作品だ。
このたび解禁となったのは、当時多くの映画ファンを驚愕させた、主人公オ・デスがハンマーを振り上げ、数十人のヤクザを相手に死闘を繰り広げる姿を、約3分の横移動長回しワンカットで撮影した場面の前半部分。世界的に活躍する撮影監督チョン・ジョンフンの原点として語り継がれる名シーンだ。
当初は細かいカット割りを想定していたがパク・チャヌク監督が撮影当日ワンカット長回しでの撮影に変更。もともと、それぞれの役者に複雑な動きが想定されていたが、その場で調整し直したという。全身が映るため、アクションのふりだけでは臨場感が生まれない。殴る、蹴る、刺すといった様々な動きにリアリティを込めるため、役者たちは全力で動いているのが映像から見て取れる。

しかし、役者の動きはクリアしても独自の美学を貫くパク・チャヌク監督からはなかなかOKが出ない。繰り返すこと16 or 17テイク目。チェ・ミンシクがフラフラになりかけながらも全力で暴れたカットでOKが出た。このカットはオ・デスが美しく立ち回る場面を撮ろうとしたのではなく、限界の力を振り絞って死闘を繰り広げる姿を撮るために長回しにしたのだ。

撮影を担当したのは、当時新人撮影監督だったチョン・ジョンフン。彼は本作以降もパク・チャヌク監督作品のほとんどで撮影を務め、ミア・ワシコウスカ、ニコール・キッドマンが共演した『イノセント・ガーデン』(13)でパク・チャヌクと共にハリウッド進出。今や『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(17)、『ゾンビランド:ダブルタップ』(19)、『ラストナイト・イン・ソーホー』(21)、今年Disney+で配信されるドラマ「オビ=ワン・ケノービ」など、世界的に活躍する撮影監督となっている。

チョン・ジョンフンは、撮影監督として起用される前にパク・チャヌク監督へいくつかの要望を出していた。そのひとつが「緑色を効果的に映したい」ということだった。今回の4Kは、色の鮮やかさがかなり強調されているので、劇場で確認してみよう。
『オールド・ボーイ 4K』は5月6日(金)より全国公開。
オールド・ボーイ 4K
2022年5月6日(金)全国ロードショー
STORY
平凡な人生を送っていたオ・デス(チェ・ミンシク)は、ある日突然何者かに拉致され気が付くと狭い監禁部屋にいた。窓の無い部屋にはベッドと1台のTVのみ、外部との交信は完全に遮断されている。ここはどこだ? 一体誰が、何のために――⁉ 一切の理由が明かされぬまま15年の月日が流れたある日、デスは突如解放された。復讐を誓うデスに手助けを申し出る若い女性ミド(カン・ヘジョン)。そして目の前に現れた謎の男(ユ・ジテ)。男は5日間で監禁の理由を解き明かせと、命を賭した「死のゲーム」を持ちかける。しかしその先には驚愕の展開が待ち受けていた――。
監督=パク・チャヌク(『お嬢さん』『渇き』『親切なクムジャさん』『復讐者に憐れみを』)
出演=チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・へジョン
原作=作:土屋ガロン(狩撫麻礼)/画:嶺岸信明「オールドボーイ」(双葉社 漫画アクション)
配給:KADOKAWA
2003|韓国|120分|シネスコ|カラー|5.1ch|R18+|原題:OLDBOY|日本語字幕:根本理恵
© 2003 EGG FILMS Co., Ltd. all rights reserved.
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