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実際に起きた事件をもとに母と娘の悲劇を描く、中国新進気鋭の女性監督シェン・ユー監督デビュー作『兎たちの暴走』が8月25日(金)より公開。このたび60秒予告編が解禁された。

劇中に何度か現れるトンネルを人が生まれ変わる象徴として描く

17歳の高校生シュイ・チンは、重工業が盛んなとある町で父親と継母と弟の4人暮らし。お金持ちだけど両親が不仲で悩みを抱えるグループのリーダー、ジン・シー。地元の広告モデルをするほどの美人だけど父親の暴力に怯えるマー・ユエユエ。そんな3人は喧嘩しながらも毎日楽しく高校生活を送っていた。そんなある日、生まれて間もないシュイ・チンと古い街を捨て、成都へ行ってしまった彼女の実の母チュー・ティンが戻ってくる。憧れていた母との再会でシュイ・チンの生活は一変する。

本作の監督を務めたシェン・ユーは、若い頃から芸術への関心が高く、北京電影学院の監督科を卒業後、美術の仕事で映画業界に入り、NHKなどのドキュメンタリー撮影や監督、CMディレクターなど俳優以外の映画に関わる仕事を経験してきた。今回初監督をするにあたり、母と娘が娘の同級生を誘拐し殺害したという2011年の実際の事件から着想を得て本作の映画制作に取り組んだ。

映画の冒頭は、主人公の高校生シュイ・チンとそのクラスメイトのマー・ユエユエが誘拐され、身代金を要求された父親二人と、シュイ・チンの母親チュー・ティンが警察署に駆け込む場面から始まる。母親チュー・ティンが車のトランクを開けた場面で、映画は事件が起きる前の街を出た母親チュー・ティンが黄色いスポーツカーに乗り娘の元に戻ってきたところへと時は巻き戻る。

シェン・ユー監督の一番好きな映画作品は、ダニー・ボイルの『トレインスポッティング』で、好きな映画監督はポン・ジュノ、デヴィッド・フィンチャーだと言う。そんな監督だけあって、観客を映画の冒頭で一気に物語へと引き込む巧みな構成となっている。

劇中に何度か現れるトンネルを人が生まれ変わる象徴として描く『兎たちの暴走』、母親は過去に戻り過ちを改めたいと思い、娘は母親のためならなんだってするという思いで大きな過ちを犯す。この母と娘の悲劇は、果たして、トンネルの中に入り抜け出た先で生まれ変わることができるのだろうか。

今回解禁された60秒予告編では、離れ離れに生活してきた母と娘が、もう一度一緒に暮らす親子の生活を夢見て、犯罪に手を染めざるを得ない様子をサスペンスフルに紹介している。

『兎たちの暴走』は8月25日(金)より池袋シネマロサ、アップリンク吉祥寺、26日(土)新宿K’s cinema他全国順次公開。

作品情報

兎たちの暴走
2023年8月25日(金)より池袋シネマロサ、アップリンク吉祥寺、26日(土)新宿K’s cinema他全国順次公開

監督:シェン・ユー(申瑜)
脚本:シェン・ユー(申瑜)、チウ・ユジエ(邱玉潔)、ファン・リー(方励)
プロデューサー:リー・ユー(李玉)、ファン・リー(方励)
出演:ワン・チェン(万茜)、リー・ゲンシー(李庚希)、ホァン・ジュエ(黄覚)ほか

2020年/中国/105分/北京語、中国語/日本語字幕:鈴木真理子/原題:兔子暴力 The Old Town Girls

配給・宣伝:アップリンク

©Beijing Laurel Films Co.,Ltd.

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