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フィンランドの名匠アキ・カウリスマキ監督の最新作『枯れ葉』が12月15日(金)より全国公開。この公開を記念してアキ・カウリスマキ監督作品の特集上映「愛すべきアキ・カウリスマキ」の開催が決定。そして、新たに『枯れ葉』の場面写真も解禁となった。

『枯れ葉』にむけてカウリスマキ作品を予習&復習するチャンスが目白押し

アキ・カウリスマキ監督最新作にして復帰作となる『枯れ葉』は、孤独を抱えながら生きる女と男が、人生で最初で最後のかけがえのないパートナーを見つけようとする心優しいラブストーリー。今年のカンヌ国際映画祭の審査員賞、2023年国際批評家連盟の年間グランプリに見事輝き、先ごろアカデミー賞国際長篇映画賞部門のフィンランド代表にも選出された。また本国フィンランドでは、カウリスマキ最大のヒット作『過去のない男』をしのぐオープニング動員数を記録、フィンランドのみならずフランスやドイツでも大ヒットするなど各国で快進撃を続けている。

カウリスマキ史上最高のラブストーリーともされる『枯れ葉』は、ヒロインの圧倒的な存在感など随所に新しさを感じさせながら、お馴染みのとぼけたユーモアや抜群の音楽センスにもさらに磨きのかかった、いわばカウリスマキの集大成ともいえる作品。監督自ら、労働者3部作(『パラダイスの夕暮れ』『真夜中の虹』『マッチ工場の少女』)に連なる“第4作目”と位置付ける本作には、『街のあかり』のヤンネ・フーティアイネンや『希望のかなた』のヌップ・コイヴ、そしてカウリスマキの愛犬が登場するなど、過去のカウリスマキ作品とのつながりも見られる。

新たに解禁された場面写真からも、可笑しみと切実さに満ちた、最高のラブストーリーが感じられる。これまでと同様、貧しい市民の悲喜劇を厳しくもユーモラスに描くカウリスマキらしさが伝わってくる。

この『枯れ葉』の公開を記念して、ユーロスペースにて12月9日(土)からアキ・カウリスマキ過去作品を一挙上映する特集上映「愛すべきアキ・カウリスマキ」の開催が決定した。デビュー作『罪と罰』から前作『希望のかなた』まで長篇17作品を一挙上映する。詳細は記事下にて。

また長らく廃盤となっていたBlu-ray BOX「キートス‼ カウリスマキ Part1 & 2」が12月6日に再発売、Prime Videoチャンネル「シネフィルWOWOW プラス」、Amazon Prime Videoでは過去作品を配信中、ミニシアター系のサブスク「ザ・シネマメンバーズ」では12月より配信開始、さらにCS放送洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」で24年1月に6作品を放送も決定。映画『枯れ葉』に向けて、カウリスマキ作品の予習&復習をできる貴重な機会となる。

『枯れ葉』は12月15日(金)よりユーロスペースほか全国ロードショー。

特集上映「愛すべきアキ・カウリスマキ」

労働者3部作(『パラダイスの夕暮れ』『真夜中の虹』『マッチ工場の少女』)に連なる“第4作目”と監督が位置付ける『枯れ葉』は、これまでのカウリスマキ作品との関連が随所に見られる集大成的な作品。ユーロスペースではデビュー作『罪と罰』から前作『希望のかなた』まで長篇17作品を一挙上映(※)。また12月9日(土)、10日(月)には35㎜プリントでの特別上映も決定。有機的に関連しあうカウリスマキ・ユニヴァースを劇場で堪能できる。

上映作品:
『罪と罰』、『カラマリ・ユニオン』、『パラダイスの夕暮れ』、『ハムレット・ゴーズ・ビジネス』、『真夜中の虹』、『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』、『マッチ工場の少女』、『コントラクト・キラー』、『ラ・ヴィ・ド・ボエーム』、『愛しのタチアナ』、『トータル・バラライカ・ショー』、『レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う』、『浮き雲』、『白い花びら』、『過去のない男』、『街のあかり』、『希望のかなた』
(※)本特集上映では『ル・アーヴルの靴みがき』の上映はございませんが、12月2日~ユーロスペースにて開催の「日芸映画祭2023「移民とわたしたち」」にて上映が予定されています(上映日:12月2日(土)10:30、12月8日(金)15:30)。

日程:2023年12月9日(土)~2024年1月12日(金)
会場:ユーロスペース (渋谷区円山町1-5 3F tel.03-3461-0212)
料金:一般1400円/大学専門学校生1200円/会員・シニア1000円/高校生800円/中学生以下500円
*リピーター割引:半券提示で1000円
企画・配給=ユーロスペース
URL:http://www.eurospace.co.jp/works/detail.php?w_id=000739

「キートス!! カウリスマキ Blu-ray BOX」も帰ってきた!
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Prime Videoチャンネル「シネフィルWOWOW プラス」及びAmazon Prime Videoでカウリスマキ監督の長編10作品を見放題配信中!

Prime Videoチャンネル「シネフィルWOWOW プラス」及びAmazon Prime Videoではカウリスマキ監督の長編10作品を見放題配信中

★配信中作品
『パラダイスの夕暮れ』、『真夜中の虹』、『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』、『コントラクト・キラー』、『マッチ工場の少女』、『愛しのタチアナ』、『レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う』、『浮き雲』、『過去のない男』、『街のあかり』

さらに「シネフィルWOWOW プラス」では上記10作品に加えて、『希望のかなた』と貴重な短篇8作品(『ロッキーⅥ』、『Rich Little Bitch』、『ワイヤーを通して』、『悲しき天使』、『俺らのペンギン・ブーツ』、『Oo Aina Ihminen』、『Bico』、『Valimo』)も配信が決定!

※「シネフィルWOWOW プラス」へのご登録には月額490円(税込/初回14日間無料)が必要です。
※『希望のかなた』配信中。短編8作品は、11月15日(水)より配信開始予定。
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ミニシアター系のサブスク【ザ・シネマメンバーズ】12月配信開始
CS放送洋画専門チャンネル【ザ・シネマ】でも24年1月より放送決定!

『枯れ葉』公開を記念して、アキ・カウリスマキ6作品を配信及び放送決定!
労働者3部作『パラダイスの夕暮れ』、『真夜中の虹』、『マッチ工場の少女』、そして『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』、『コントラクト・キラー』、『ラヴィ・ド・ボエーム』まで!

アキ・カウリスマキ監督各作品紹介

『罪と罰』 Rikos ja rangaistus
1983年/フィンランド/カラー/93分
製作:ミカ・カウリスマキ/脚本:アキ・カウリスマキ、パウリ・ペンッティ/撮影:ティモ・サルミネン
出演:マルック・トイッカ、アイノ・セイッポ、エスコ・ニッカリ、マッティ・ペロンパー
食肉解体工場に勤める男が、恋人をひき逃げした男を射殺した。現場を目撃した女は男をかばい、二人の間には奇妙な共犯関係が生まれていく。ドストエフスキーの「罪と罰」を原作に、孤独な殺人者の葛藤を描写の力で描き出した野心漲る長篇デビュー作。

『カラマリ・ユニオン』 Calamari Union
1985年/フィンランド/モノクロ/80分
製作・脚本:アキ・カウリスマキ/撮影:ティモ・サルミネン
出演:マッティ・ペロンパー、プンッティ・ヴァルトネン、サッケ・ヤルヴェンパー、ピルッカ=ペッカ・ペテリウス、マト・ヴァルトネン、サカリ・クオスマネン
「カラマリ・ユニオン」の15人のフランクたちが貧しく息苦しい町を出て、希望の地エイラへと向かおうと決起する。だがその旅路は謎だらけのまま、フランクたちは次々と倒れてゆく…。即興的な演出で、遊び心とユーモア、そして毒気が存分に発揮された第二作。

『パラダイスの夕暮れ』 Varjoja paratiisissa
1986年/フィンランド/カラー/74分
製作:ミカ・カウリスマキ/脚本:アキ・カウリスマキ/撮影:ティモ・サルミネン
出演:マッティ・ペロンパー、カティ・オウティネン、サカリ・クオスマネン、エスコ・ニッカリ
ゴミ収集人のニカンデルとスーパーのレジ係イロナの悲哀に満ちた恋物語。現実の厳しさに洗われながらぎくしゃくと進展する恋の行方を、ヘルシンキの景色や挿入歌が雄弁に物語る初期の傑作。カウリスマキは「『枯れ葉』は『パラダイスの夕暮れ 2.0』」と発言している。

『ハムレット・ゴーズ・ビジネス』 Hamlet liikemaailmassa
1987年/フィンランド/モノクロ/89分
製作・脚本:アキ・カウリスマキ/撮影:ティモ・サルミネン
出演:ピルッカ=ペッカ・ペテリウス、カティ・オウティネン、エリナ・サロ
シェークスピアの「ハムレット」を大胆に翻案し、陰謀、毒殺、父の亡霊、オフェリアの水死といった骨子を残しながら、ハムレットを造船所の御曹司に仕立てた意欲作。ラストには原作にはない驚くべき結末が用意され、人間の計り知れない暗部が口を開ける。

『真夜中の虹』 Ariel
1988年/フィンランド/カラー/73分
製作・脚本:アキ・カウリスマキ/撮影:ティモ・サルミネン
出演:トゥロ・パヤラ、マッティ・ペロンパー、スサンナ・ハーヴィスト、エートゥ・ヒルカモ
鉱山の閉鎖と父の自殺に直面した炭鉱夫カスリネンは、父の遺したオープンカーで南へ向かうが、暴漢に金を奪われ一文無しに…。フェードアウトで繋げられる不幸な出来事の連鎖に、ふと挟まれるユーモア。不幸に見舞われ続ける男の姿は『過去のない男』の原点とも言える。

『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』 Leningrad Cowboys Go America
1989年/フィンランド+スウェーデン/カラー/79分
脚本:サッケ・ヤルヴェンパー、アキ・カウリスマキ、マト・ヴァルトネン/撮影:ティモ・サルミネン
出演:マッティ・ペロンパー、カリ・ヴァーナネン、サッケ・ヤルヴェンパー、サカリ・クオスマネン、ジム・ジャームッシュ
恐ろしく長いリーゼントにペンギンブーツの売れないバンド、レニングラード・カウボーイズが、悪徳マネージャー、ウラジミールに振り回され、極寒のツンドラ地帯から、ニューヨーク、果てはメキシコへとむかう。可笑しくも悲しい破天荒なロード・ムービー。

『マッチ工場の少女』 Tulitikkutehtaan tyttö
1989年/フィンランド+スウェーデン/カラー/69分
脚本:アキ・カウリスマキ/撮影:ティモ・サルミネン
出演:カティ・オウティネン、エリナ・サロ、エスコ・ニッカリ、ヴェサ・ヴィエリッコ、シル・セッパラ、レイヨ・タイパレ
マッチ工場に勤め、母とその愛人を養う憂鬱な日々を送る、地味でモテない少女イリスの物語。台詞をほとんど用いず、画面の連鎖でイリスの不幸な境遇を浮かび上がらせる演出は、『街のあかり』に受け継がれている。洗練と毒の極まった初期の代表作。

『コントラクト・キラー』 I Hired a Contract Killer 
1990年/フィンランド+イギリス+ドイツ+スウェーデン/カラー/80分
製作・脚本:アキ・カウリスマキ/撮影:ティモ・サルミネン
出演:ジャン=ピエール・レオー、マージ・クラーク、ケネス・コリー、セルジュ・レジアニ、ジョー・ストラマー
フランスを離れロンドンの水道局で働くアンリは、失業の絶望から“コントラクト・キラー”に自身の殺しを依頼。だがその途端、花売り娘と恋に落ち…。ジャン=ピエール・レオーを主演に、『枯れ葉』同様、過去の偉大な映画へのオマージュを詰めこんだ悲喜劇。

『ラヴィ・ド・ボエーム』 La Vie de bohéme
1991年/フランス+イタリア+スウェーデン+フィンランド/モノクロ/103分
製作・脚本:アキ・カウリスマキ/撮影:ティモ・サルミネン
出演:マッティ・ペロンパー、イヴリヌ・ディディ、アンドレ・ウィルムス、カリ・ヴァーナネン
売れない作家のマルセル、アルバニア人の画家ロドルフォ、音楽家のショナール。パリの片隅に暮らす若く貧しい芸術家3人のほろ苦い青春。フィンランド在住の日本人である篠原敏武が歌う、エンディングの「雪の降る街を」が涙を誘う『ル・アーヴルの靴みがき』の前日譚。

『愛しのタチアナ』 Pidä huivista kiinni, Tatjana
1993年/フィンランド/モノクロ/62分
製作:アキ・カウリスマキ/脚本:アキ・カウリスマキ、サッケ・ヤルヴェンパー/撮影:ティモ・サルミネン
出演:カティ・オウティネン、マッティ・ペロンパー、キルシ・テュッキュライネン、マト・ヴァルトネン
ふとしたことから旅にでた仕立屋ヴァルトと修理工レイノは、旅の途中で二人の女性クラウディアとタチアナに出会う。ゆったりとした車での道行は、無口な男たちと、呆れながらも彼らを見守る女たちの距離を近づけていく…。

『トータル・バラライカ・ショー』 Total Balalaika Show
1993年/フィンランド/カラー/55分
製作:アキ・カウリスマキ/撮影:ティモ・サルミネン/出演:レニングラード・カウボーイズ、レッド・アーミー・アンサンブル
冷戦直後の1993年6月、レニングラード・カウボーイズと旧ソ連退役軍人らで結成されたレッド・アーミー・アンサンブルとの合同コンサートのライブ・フィルム。ロックからクラシックまで驚異のアレンジで次々と演奏していく、圧巻と感動の55分。

『レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う』 Leningrad Cowboys Meet Moses
1993年/仏+伊+スウェーデン+フィンランド/カラー/94分
製作・脚本:アキ・カウリスマキ/撮影:ティモ・サルミネン
出演:トゥイスト・トゥイスト、ベン・グランフェルト、サッケ・ヤルヴェンパー、マト・ヴァルトネン、シル・セッパラ、マッティ・ペロンパー、カリ・ヴァーナネン、アンドレ・ウィルム
旧約聖書をもとにした『ゴー・アメリカ』続篇。成功から一転、テキーラの飲みすぎで崩壊したレニングラード・カウボーイズが、謎の男モーゼの命令で故郷シベリアを目指す。ヨーロッパを多彩な演奏とともに横断する、荒唐無稽にしてメランコリックな痛快作。

『浮き雲』 Kauas pilvet karkaavat
1996年/フィンランド/カラー/95分
製作・脚本:アキ・カウリスマキ/撮影:ティモ・サルミネン
出演:カティ・オウティネン、カリ・ヴァーナネン、エリナ・サロ、サカリ・クオスマネン、エスコ・ニッカリ、サッケ・ヤルヴェンパー
名門レストランの給士長イロナと路面電車の運転手ラウリ夫婦はそろって失業してしまう。職も見つからず災難が続く中、イロナは夫とレストランを開こうと決意する。ラストに今までにない希望が訪れる本作以降、カウリスマキ作品には人間的な温かみが深化してゆく。

『白い花びら』 Juha
1999年/フィンランド/モノクロ/音楽付きサイレント/78分
製作・脚本:アキ・カウリスマキ/撮影:ティモ・サルミネン/音楽:アンッシ・ティカンマキ
出演:サカリ・クオスマネン、カティ・オウティネン、アンドレ・ウィルムス、エリナ・サロ、ピートゥ
20世紀最後の音楽付きサイレント映画。仲睦まじいキャベツ農家の夫婦が、都会から来た男によって引き裂かれるという古典的なメロドラマを、サイレントの効果で寓話的に描きながら、人間の弱さと許しを見つめ、その悲劇性を鮮やかに浮き彫りにする。

『過去のない男』 Mies vailla menneisyyttä
2002年/フィンランド/カラー/97分
製作・脚本:アキ・カウリスマキ/撮影:ティモ・サルミネン
出演:マルック・ペルトラ、カティ・オウティネン、ユハニ・ニエミラ、アンニッキ・タハティ、タハティ
暴漢に襲われ記憶を失った男。過去をなくした男は都会の片隅で人々に助けられながら、ささやかな人生を重ねていくが、やがて男は一人の女性と出会う。ユーモラスで牧歌的でありながらも人生の苦渋を浮かび上がらせた、カンヌ国際映画祭グランプリ受賞の大ヒット作。

『街のあかり』 Laitakaupungin valot
2005年/フィンランド/カラー/79分
製作・脚本:アキ・カウリスマキ/撮影:ティモ・サルミネン
出演:ヤンネ・フーティアイネン、マリア・ヤルヴェンヘルミ、マリア・ヘイスカネン、イルッカ・コイヴラ、パユ
家族も恋人もなく独りで生きる男の前に、一人の美しい女が現れる。だが幸せな時もつかの間、彼女はマフィアの情婦だった…。滑稽なまでに悲劇を受け入れる男の孤独を冷徹に描きながら、やがて灯るかすかな希望が涙を誘う。主演フーティアイネンは『枯れ葉』で主人公の親友を演じている。

『希望のかなた』 Toivon Tuolla Puolen
2017年/フィンランド/カラー/98分
脚本:アキ・カウリスマキ/撮影:ティモ・サルミネン
出演:シェルワン・ハジ、サカリ・クオスマネン、イルッカ・コイヴラ、ヤンネ・フーティアイネン、ヌップ・コイヴ
生き別れの妹を探して、ヘルシンキへと流れついたシリア難民の青年。彼へ手を差しのべたのは、人生に行き詰ったレストランオーナーだった。この偶然の出会いが、二人に希望の光をもたらしてゆく…。抜群のユーモアはそのままに、難民危機を正面から扱い新境地を開くも、突然の引退宣言で世界中のファンを悲嘆に暮れさせた。

作品情報

枯れ葉
2023年12月15日(金)よりユーロスペースほか全国ロードショー

STORY
北欧の街ヘルシンキ。アンサは理不尽な理由から仕事を失い、ホラッパは酒に溺れながらもどうにか工事現場で働いている。ある夜、ふたりはカラオケバーで出会い、互いの名前も知らないまま惹かれ合う。だが、不運な偶然と現実の過酷さが、彼らをささやかな幸福から遠ざける。果たしてふたりは、無事に再会を果たし想いを通じ合わせることができるのだろうか…? 

監督・脚本:アキ・カウリスマキ/撮影:ティモ・サルミネン
出演:アルマ・ポウスティ(『TOVE/トーベ』)、ユッシ・ヴァタネン(『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』)
ヤンネ・フーティアイネン、ヌップ・コイヴ

2023年/フィンランド・ドイツ/81分/1.85:1/ドルビー・デジタル5.1ch/DCP/フィンランド語/原題『KUOLLEET LEHDET』/英語題『FALLEN LEAVES』
配給:ユーロスペース 提供:ユーロスペース、キングレコード

© Sputnik
Photo: Malla Hukkanen

公式サイト kareha-movie.com

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