俳優ジェシー・アイゼンバーグの初監督作品『僕らの世界が交わるまで』が2024年1月19日(金)より公開。このたび、予告編でフィン・ウォルフハード演じる息子ジギーのナレーションを担当した鈴木福のインタビュー映像が解禁された。さらに、ジギー、鈴木と同世代の小林星蘭、藤岡真威人より応援コメントも到着した。
本作は『ソーシャル・ネットワーク』(10)でアカデミー賞®主演男優賞にノミネートされた経歴を持つ俳優ジェシー・アイゼンバーグが初長編監督を務め、誰にとっても身近な“親子”の物語を描くハートフルムービー。製作は、『ラ・ラ・ランド』(16)でアカデミー賞®主演女優賞を獲得したエマ・ストーンが、夫であるデイブ・マッカリーと共に設立した映画/TV制作会社「フルート・ツリー」。本作が初製作映画となる。さらに、『ムーンライト』(16)『ミッドサマー』(19)などを世に送りだし、映画ファンから絶大な人気を誇り、オスカー常連となっている映画会社「A24」も製作・北米配給を手掛ける。
このたび解禁されたのは、昨年成人式の年齢を迎え、大人の仲間入りを果たした鈴木福のインタビュー映像。この1年間を振り返って、変化などを尋ねられると、「18歳になったことよりも、大学生になったことのほうが大きくて、家に帰るのがちょっと遅くなったり、友達と夜遅くに温泉やサウナに行くようになりました」とキャンパスライフを満喫しているよう。家族の反応を聞かれると、夜遅くなるときにはちゃんと連絡していると話す。「あんまりよくないことはしないということは親もわかっていると思う」と家族間の信頼関係を語った。
今思い出すと恥ずかしい思春期の行動を尋ねられると、「好きな子ができたらとことん言いふらしていた」と衝撃的なエピソードを披露。ただ単に言いたかったらしいが、「今思うとアホですね」と苦笑を浮かべる。
本作に登場するジギーは、ハイスクールの学生。同年代であるジギーに共感するところがあったか聞かれると、「できると思いたいけど根拠がなくてわからない、そういう葛藤みたいなところはすごくわかります」と頷く。
最後に本作について、「ジギーにもエヴリンにもお父さんにも共感するところがあると思うので、共感できる部分を探すのも楽しいと思いますし、逆に『あ!そういうこともあるんだ』って新しい世界が見えたりもします。それでも頑張っているジギーの姿はすごく可愛らしいと思うので、ぜひ観てくださったらうれしいです」とアピールした。
あわせてジギー、鈴木と同世代の小林星蘭、藤岡真威人より本作へ応援コメントが到着。小林は「あんなこと言わなければよかったと思う瞬間とか、お互いすれ違ってしまって少し気まずくなる空気感とか。うまく表現できる言葉に出来ないけどその感じわかる!と言いたくなるような共感性がたくさんありました」とジギーの言動に共感を示した。藤岡は「誰しもが成長過程の中で直面するであろう問題がリアルに描かれています」とジギーやエヴリンが直面する問題の普遍性に言及した。コメント全文は以下にて。
『僕らの世界が交わるまで』は2024年1月19日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国公開。
コメント全文 ※50音順・敬称略
◆小林星蘭(女優・声優)
物語の距離感が絶妙で、いい意味でソワソワしました。あんなこと言わなければよかったと思う瞬間とか、お互いすれ違ってしまって少し気まずくなる空気感とか。うまく表現できる言葉に出来ないけどその感じわかる!と言いたくなるような共感性がたくさんありました。観終わったあといつもよりちょっと素直になりたくなるような、まっすぐさが心地良いお話です。
◆藤岡真威人(俳優)
好奇心旺盛で音楽の道を突き進むジギーと、社会福祉に勤しむ母エヴリンは、度々すれ違い、衝突するも、親子の日常は無情にも淡々と過ぎていく。誰しもが自分自身、そして相手に対しての「理想」があり、それを主張し合うのではなく、寄り添い、共感し、理解し合う事が何よりも大切なのだと。誰しもが成長過程の中で直面するであろう問題がリアルに描かれています。この作品は僕に、「心の対話」が必要だと気づかせてくれました。
僕らの世界が交わるまで
2024年1月19日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国公開
STORY
DVシェルターを運営する母・エヴリンと、ネットのライブ配信で人気の高校生・ジギー。社会奉仕に身を捧げる母親と、自分のフォロワーのことしか頭にないZ世代の息子は、いまやお互いのことが分かり合えない。しかし彼らの日常にちょっとした変化が訪れる。それは、各々ないものねだりの相手に惹かれ、空回りの迷走を続ける“親子そっくり"の姿だった……!
監督・脚本:ジェシー・アイゼンバーグ
製作:エマ・ストーン、デイヴ・マッケイ、アリ・ハーティング 北米配給&製作:A24
出演:ジュリアン・ムーア、フィン・ウォルフハード、アリーシャ・ボー、ジェイ・O・サンダース、ビリー・ブリック、エレオノール・ヘンドリックス 他
提供:カルチュア・エンタテインメント 配給:カルチュア・パブリッシャーズ
2022年/アメリカ/カラー/ビスタ/ドラマ/英語/88分/字幕翻訳:松浦美奈/原題:When You Finish Saving The World/映倫:G
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