ジャン=ピエール・メルヴィル監督、アラン・ドロン主演による不朽の名作『サムライ』が4Kレストア版として4月24日(金)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下ほか全国公開されることが決定した。あわせてメインビジュアルおよび予告編が解禁された。
中折れ帽とトレンチコートを身にまとい、殺風景なアパートで一羽の小鳥と暮らす寡黙な殺し屋ジェフ・コステロ。その姿は、公開から半世紀以上を経た今もなお色褪せることなく、映画史に刻まれた永遠のアイコンとして語り継がれてきた。

『レオン』『ゴースト・ドッグ』『ジョン・ウィック』『ドライヴ』『狼/男たちの挽歌・最終章』など、その後の数多くの作品に影響を与え、「孤独な殺し屋」という映画的原型を決定づけた作品として知られる本作は、ヌーヴェルヴァーグの先駆者、名匠ジャン=ピエール・メルヴィルの映画美学の到達点と言える。

その徹底した様式美は世界中の映画作家を魅了し、「メルヴィルの抑制された表現に強く惹かれた」(マーティン・スコセッシ)、「『ゴースト・ドッグ』は『サムライ』へのオマージュ」(ジム・ジャームッシュ)、「『サムライ』は完璧な映画だ」(ニコラス・ウィンディング・レフン)、「メルヴィルは私にとって神のような存在だ」(ジョン・ウー)、「メルヴィルの映画から犯罪映画の作法を学んだ」(ジョニー・トー)、「メルヴィルは大好きな映画作家」(ケリー・ライカート)など、巨匠たちがメルヴィルに対する深い敬意を示している。

今回解禁されたビジュアルでは、中折れ帽とトレンチコートの襟を立て、冷めた眼差しでこちらを見るジェフ・コステロの姿が印象的。「モノクロのカラー映画を撮ることが夢だ」とメルヴィルが語る通り、抑制されたトーンのデザインが、本作の持つ静かな緊張感を象徴している。

公開された予告編からも、メルヴィルならではの無駄を削ぎ落とした演出と静謐な空気が強く伝わってくる。研ぎ澄まされた構図と冷たく青い映像美を支えるのは、『死刑台のエレベーター』やトリュフォー作品でも知られ、メルヴィルの長年の盟友でもある撮影監督アンリ・ドカ。さらに『冒険者たち』『ラ・スクムーン』などを手がけたフランソワ・ド・ルーベによるクールなジャズが、主人公の孤独と運命を浮かび上がらせている。
まとめ(注目ポイント)
- 映画『サムライ 4Kレストア』4月24日(金)公開決定アラン・ドロン主演、名匠メルヴィル監督による不朽の名作が4Kレストア版として4月24日より全国公開。
- 新メインビジュアルおよび予告編映像の解禁トレンチコート姿の殺し屋ジェフを捉えたビジュアルと、無駄を削ぎ落とした演出が伝わる予告編映像が公開。
- 『レオン』などに影響を与えた孤独な殺し屋の原型スコセッシら世界的巨匠を魅了し、その後の数多くの犯罪映画に影響を与えたメルヴィルの映画美学の到達点。
- 盟友アンリ・ドカの撮影とクールなジャズ音楽アンリ・ドカによる冷たく青い映像美と、フランソワ・ド・ルーベのジャズが主人公の孤独と運命を表現。
サムライ 4Kレストア
2026年4月24日(金)角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、新文芸坐ほか全国順次公開
STORY
中折れ帽とトレンチコートを身にまとい、殺風景なアパルトマンで一羽の小鳥と暮らす殺し屋ジェフ・コステロは、その夜も仕事に向かう。車を盗み、拳銃を調達し、コールガールのジャーヌの部屋とポーカーの賭場に顔を出す。いつものように完璧なアリバイを用意し、首尾よく任務を遂行した彼は、現場を立ち去る際、ピアニストのヴァレリーに顔を見られてしまう。
1967年/フランス=イタリア/105分/1:1.85/モノラル/カラー
監督・脚本:ジャン=ピエール・メルヴィル/撮影:アンリ・ドカ/音楽:フランソワ・ド・ルーベ
主演:アラン・ドロン、カティ・ロジエ、ナタリー・ドロン、フランソワ・ペリエほか
提供:是空/TCエンタテインメント
配給:alfazbet
©1967 – Production Filmel – CICC – TCP / Editions René Chateau




