“最強イケオジ系俳優”リーアム・ニーソンが最強の元狙撃兵を演じる主演最新作『マークスマン』がいよいよ本日1月7日(金)より全国公開されたのを記念して、リーアム・ニーソンの貴重なロングインタビュー映像が解禁された。これまで60本以上の作品に出演してきたリーアム・ニーソンが好きな「演技に関する二つの格言」とは?

「脚本を読んでクリント・イーストウッドが1980年代初期に撮りそうな映画だと感じたよ」

アメリカで2週連続のナンバーワンヒットを飛ばした『マークスマン』は、リーアム・ニーソンが元狙撃兵を演じ、凶悪麻薬カルテルと対峙するアクション・エンタテインメント。ニーソン演じる主人公ジム・ハンソンが、メキシコの麻薬カルテルの魔の手から逃れるため国境を越えてきた少年を助けたために、追われる身に。ジムは、親戚が暮らすというシカゴに少年を送り届けるためにアメリカ横断の旅へ出かけるが、アメリカに不法侵入したカルテルは執拗に彼らを追撃し…。果たしてジムは少年を守り、無事シカゴにたどり着けるのか!?

今回解禁されたインタビュー映像では、リーアムが11歳の子役ジェイコブ・ペレスへのリスペクトや、リアリティを追求するために読書でイメージトレーニングする役作り方法など、本作の舞台裏を語っている。

麻薬カルテルに命を狙われる孤独なメキシコ人少年ミゲルを演じたジェイコブ・ペレスについては「彼は経験が少ないが、表情が実にすばらしかった。瞳の奥に悲しみが宿っている。年齢に合わない経験を積んでいるように感じる。ジェイコブから多くのことを学んだよ。彼の意識がすばらしい。非常に感傷的なシーンに挑む時でも、落ち着き払っていた。実にありのまま演じていて演技してないかのようだった」と天才子役だったと太鼓判を押す。

またリーアムは演技する上でふたつの格言を大切にしていることを明かす。それはジェームズ・キャグニーの「部屋に入ったら役に没入しありのまま話せ」、ロバート・デュヴァルの「演技とは聞くこと」という格言だそうだ。今回も子役ジェイコブとの共演に「ただ彼の声に耳を傾けた。セリフがない場面も多かったから、なおさら言葉に集中した」という姿勢で臨んだという。

アクション映画への出演が近年際立つリーアムが今回演じたのは、元凄腕狙撃兵のジム。戦争の英雄である一方、心に傷を抱えるナイーヴな男でもある。役作りについては「ただひたすらたくさん本を読んだ。戦争体験と向き合っている退役軍人の話だよ。忘れられた戦争である朝鮮戦争やベトナム戦争の軍人だ。有名なアメリカの狙撃手の話もいくつか読んでみたんだ。ベトナム戦争に参加した人だ。読んで感銘を受けた」と戦争に従事した人たちに関する書物を通してリアルなイメージを膨らませたそうだ。

監督のロバート・ロレンツは、長年にわたってクリント・イーストウッド監督作品に携わった弟子、として知られている。それだけに「脚本を読んでクリントが1980年代初期に撮りそうな映画だと感じたよ。ロバートの撮影スタンスもクリントに似ていた。とても落ち着いていて物静かだ。撮影中に重圧を感じなかった。クリントが監督の時もそうだ」とイーストウッドマインドを感じながらの撮影となったようだ。

最後に本作について「すてきな話だ。心に響く部分が多いし、もちろんアクションもあるから楽しんでもらいたいね。演じられて光栄だし、気に入っているよ」と締めくくっている。

『マークスマン』は2022年1月7日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。

作品情報

マークスマン
2022年1月7日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

STORY
愛妻に先立たれ、メキシコ国境付近の町で牧場を営みながら愛犬と暮らす元海兵隊の腕利き狙撃兵、ジム・ハンソン。ある日、メキシコの麻薬カルテルの魔の手を逃れ、越境してきた母子を助けたことから、彼の運命は大きく変わり始める。カルテルに撃たれた母親は、ジムに11歳の息子ミゲルを託して絶命した。ミゲルをシカゴに住む親類のもとに送り届けてほしい――日々の生活に手いっぱいのジムだったが、仕方なくこれを引き受ける。一方、米国に侵入したカルテルは執拗に彼らを追撃。迫りくる危機に、ジムは必死に抵抗する。果たして彼は、ミゲルを守り、シカゴにたどり着くことができるのか? 命を懸けた戦いの火ぶたが切られた!

出演:リーアム・ニーソン、キャサリン・ウィニック、フアン・パブロ・ラバ、テレサ・ルイス、ジェイコブ・ペレス
監督・脚本・製作:ロバート・ロレンツ
【原題:THE MARKSMAN/2021年/アメリカ/英語・スペイン語/108分/カラー/スコープ/5.1ch/日本語字幕:高山舞子】

提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ   映倫区分:G

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公式サイト marksman-movie.jp

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