巨匠ガス・ヴァン・サント監督が実話を映画化したクライム・スリラー映画『デッドマンズ・ワイヤー』が7月17日(金)より公開。このたび、ポスタービジュアル&予告編が解禁された。
不動産ローン会社に財産を騙し取られたとして、同社に押し入り役員を人質にとった男は、自分の首と人質の首をショットガンとワイヤーで固定し、ヘタに動けば自動発砲される“デッドマンズ・ワイヤー”という装置を使って警察すら近づけない状況で籠城する。謝罪や補償を訴える男が現場からのメディア出演など異常な行動に出始めると、世間は事件を真っ向から非難する者と犯人に同情を抱く者で二分されていく。膠着状態を打開しようと警察が突入に備える中、ついに犯人と社長が電話で話すことになるのだが…。
1977年、アメリカ・インディアナポリスで起きた実話に基づく本作のメガホンを取ったのは、アカデミー賞に輝く『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(97)や『ミルク』(08)、そしてカンヌ国際映画祭パルム・ドールと監督賞を受賞した『エレファント』(03)の巨匠ガス・ヴァン・サント。主役となる実在した犯人トニー・キリシスを演じるのは『IT』 シリーズのビル・スカルスガルド。人質となるディックはNetflix「ストレンジャー・シングス」シリーズのデイカー・モンゴメリー。昨年のベネチア国際映画祭でワールドプレミア上映され大絶賛された本作は、今年1月に全米公開されると米大手映画レビューサイト“ロッテントマト”では92%フレッシュという高評価を記録した。

今回解禁されたポスタービジュアルでは、“デッドマンズ・ワイヤー”を使って人質を取る犯人トニーと、どうすることもできない人質ディックの緊迫感の漂う劇中の姿がそのまま大きくデザインされ、かなり距離を置いて背後に警察が構えていることから、完全にトニーが主導権を握っている状況がわかる。
また予告編では冒頭からいきなりトニーが人質を取り、自分と人質の首をつなぐ“デッドマンズ・ワイヤー”の説明をわざわざ誰かに電話で伝えている。警察が包囲するも全くどうすることもできず、ワイヤーにつながれたままトニーはパトカーを奪って逃走しながら、自分がどれだけひどい目にあったのかを主張する。
その様子は地元TV局のクルーにしっかりと撮影されていた。息子を人質に取られても一切動じることなく、身の潔白を訴えるホール社長。トニーが熱烈なファンだったことから巻き込まれてしまったラジオ局の人気DJフレッドも緊迫の状況を番組で伝える。トニーは立てこもり現場に全米のマスコミを入れ、銃を突きつけたままで記者会見を、しかも生放送を条件に実施する。彼の生の声に全米の反応は真っ二つに分かれる。
凶悪犯のはずのトニーが見せる泣きそうな表情、捕らわれの身のディックが少し笑みを浮かべる表情も垣間見え、ガス・ヴァン・サントならではのドラマにも期待が高まる。そして、警察がどうすることもできない中、ついにトニーとホール社長が電話会談をするが、ホールの答えはまさかの「NO」。もはや最悪の結末しか考えられない状況で予告編は終わってしまう。どうやってこの事件は終焉を迎えるのか。
まとめ(注目ポイント)
- 実話に基づく『デッドマンズ・ワイヤー』が7月17日(金)公開1977年に米国で発生した、自分と人質の首をワイヤーで繋いだ前代未聞の立てこもり事件を巨匠ガス・ヴァン・サント監督が映画化。
- 緊迫のポスタービジュアルと予告編が一挙解禁警察を牽制しながらメディアを利用し、記者会見を生放送させる犯人の異常な行動や全米の反応を収めた映像を公開。
- ビル・スカルスガルド主演、米批評サイトでも高評価実在の犯人トニー役を『IT/イット』シリーズのビル・スカルスガルドが熱演。ロッテントマトで92%フレッシュという高評価を獲得。
デッドマンズ・ワイヤー
2026年7月17日(金)公開
監督:ガス・ヴァン・サント 脚本:オースティン・コロドニー 音楽:ダニー・エルフマン
出演:ビル・スカルスガルド、デイカー・モンゴメリー、ケイリー・エルウィス、マイハラ、コールマン・ドミンゴ、アル・パチーノ
2026年/アメリカ映画/カラー/ビスタ/105分
配給:KADOKAWA
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