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リチャード・リンクレイター監督最新『ヌーヴェルヴァーグ』が7月10日(金)より全国公開。このたび、著名人コメントとアザービジュアルが解禁された。

『スクール・オブ・ロック』、『6歳のボクが、大人になるまで。』、『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』から続く『ビフォア』シリーズで知られるリチャード・リンクレイター監督待望の最新作『ヌーヴェルヴァーグ』。1959年、ジャン=リュック・ゴダールと彼の長編デビュー作にして、ヌーヴェルヴァーグ=“新しい波”と呼ばれる当時の革新的な映画運動の記念碑的作品となった『勝手にしやがれ』誕生の舞台裏を仏映画界を代表する映画作家たちとの活気ある交流とともに描いた青春物語。

今回解禁されたのは、劇中に登場するレジェンドたちをあしらった『ヌーヴェルヴァーグ』人物ガイドアザービジュアル。ヌーヴェルヴァーグのアルファベットを切り抜いたデザインで、総勢46名のレジェンドたちが並ぶ。ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォー、ロベール・ブレッソン、ジャン・コクトー、エリック・ロメール、クロード・シャブロル、ジュリエット・グレコ、フランソワーズ・アルヌールなど、映画監督、作家、俳優ら豪華な面々が登場する本作。宝探しのようにレジェンドを見つけるのも楽しみ方の一つだ。そして、表面はアザービジュアル、裏面には小柳帝(ライター・編集者)による、ボリューム満点の人物解説を掲載したミニポスター(A2_折り畳み)が限定で上映劇場で順次配布中。デザインを手掛けたのは、本作の日本版ビジュアルを担当したグラフィックデザイナーの大島依提亜。

さらに、映画を愛してやまない著名人総勢12名から絶賛コメントが到着。リチャード・リンクレイター監督が生み出したジャン=リュック・ゴダールの青春のポートレートに、熱いコメントが続々と到着している。

映画監督の沖田修一は、「みんなばかすか煙草を吸って、自由に映画撮って、くそみそ言い合って、なんて愉快なんだろう。今だって捨てたもんじゃないと思いたいけど、どうしてもこの空気に憧れてしまう。いいなあ。」と羨望の眼差しを向けた。映画研究者の堀潤之は「末端のスタッフに至るまで誇らしげに「そっくりさん」を登場させ、『勝手にしやがれ』誕生の神話を生き直そうとするリンクレイター。まだ何者でもないゴダールのひと夏の体験が夢のように再現されるのを見れば、誰もが思わず頬を緩ませてしまうに違いない。」と賞賛。映画監督の枝優花は「人生は一度きりなのだから誰になんと言われようと自分を信じて突き進んだらいいのだ。」とコメント。同じく映画監督の団塚唯我は「新しい映画を作ろう。映画には時代が映っている。人が映っている。運動が、風景が、そこかしこに映っている。それらを見つめたうえで、まるですべて忘れたかのように振る舞いながら、新しい映画を作ろう。そんな号令と共に、本作は106分間、ひたすら前へと進み続ける。その躍動は、決して見逃せない。」と称えた。

「この映画で、特に、初めての映画を作る際のあの高揚感を捉えようとしていました。そして、もしそれが誰かを奮い立たせて、自分自身をその状況に置き、自分たちの映画を生きる(実現する)ことができるなら、それは良いメッセージだったのだと思います。」そう語ったリンクレイター監督の熱い想いは、海を越え、ここ日本で映画を愛する人々の心に確かに届いている。

他にも、映画監督の井樫彩、金子由里奈、作家の小野正嗣、モデル・文筆家の小谷実由、グッチーズ・フリースクールの降矢聡、DIVAのゆっきゅん、映画批評家の須藤健太郎、映画研究の三浦哲哉ら、各界のトップランナーから愛に溢れたコメントが到着している。加えて、私にとってのヌーヴェルヴァーグ(=新しい波)というお題の元、それぞれにとって新しい波となった作品についても答えた。コメント一覧・全文は以下のとおり。

著名人コメント全文 ※五十音順、敬称略

■井樫 彩(映画監督)
当時をもちろん知らないけれど
こんなふうに当時の空気を映画の中に閉じ込めることができるんだ、と思った。
その場に自分もいて、まるで覗き見ているようだった。
皆がゴダールに振り回され戸惑いながらも、徐々に楽しみながら映画をつくっていく様はとても豊かで
すべてが眩しく、きらめきに満ちた青春映画。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
クザヴィエ・ドラン『マイ・マザー』

■枝優花(映画監督・脚本・写真家)
ルールや規範を語りたくなるとき
実は自由になりたがっている自分がいる。
でももし自由にやって間違ったら?
そんな恐れに支配されていたら
心の底から求める見たことのない世界は
一生訪れない。
人生は一度きりなのだから
誰になんと言われようと
自分を信じて突き進んだらいいのだ。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
クザヴィエ・ドラン『マイ・マザー』

■沖田修一(映画監督)
みんなばかすか煙草を吸って、自由に映画撮って、くそみそ言い合って、なんて愉快な
んだろう。今だって捨てたもんじゃないと思いたいけど、どうしてもこの空気に憧れてしまう。いいなあ。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
ルイ・マル『地下鉄のザジ』
セドリック・クラピッシュ『猫が行方不明』

■小谷実由(モデル・文筆家)
何が明快で何が不透明なのか、それが最高か最低か。わからないことが、予想できないことが、こんなにも清々しいのはどうしてだろう。思考する勇気を諦めず、こびりついた自分の当たり前を覆したくなる。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
ジャン=リュック・ゴダール『アルファヴィル』

■小野正嗣(作家、仏文学者)
特別なことは何も起きない。
映画を愛してやまない若者たちが、ただ映画を作っているだけ。
けれど、大胆で、軽やかで、
どこまでも自由なその姿を見ていると、
胸がワクワクしてくるのだ。
ヌーヴェル・ヴァーグ(新しい波)とは、
青年ゴダールとその仲間たちからあふれ出し、
観客の私たちをも見たことのない場所へ連れ去る
この歓喜の波のことなのかもしれない。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
ロベルト・ロッセリーニ『ドイツ零年』

■金子由里奈(映画監督)
こんなに愛おしいモノマネがあるんだと驚きました。
反乱者たちがこれからも映画の自由を守っていくのだろう。口角が上がりっぱなしになりながらも、私もそのひとりでありたいと小さな宣言が芽生えるような映画でした。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
七里圭『闇の中の眠り姫』

■須藤健太郎(映画批評家)
リンクレイター×ヌーヴェルヴァーグ、ついにきたかの組み合わせ。
これは一人の天才の話ではない。
青春とは、つねに集団の運動だ。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
ジャン゠リュック・ゴダール『ヌーヴェルヴァーグ』

■団塚唯我(映画監督)
新しい映画を作ろう。
映画には時代が映っている。人が映っている。運動が、風景が、そこかしこに映っている。
それらを見つめたうえで、まるですべて忘れたかのように振る舞いながら、新しい映画を作ろう。
そんな号令と共に、本作は106分間、ひたすら前へと進み続ける。
その躍動は、決して見逃せない。

■降矢聡(映画配給/グッチーズ・フリースクール)
撮影初日からさっさと飲みだすクルーたちが本当に楽しい。誰もが気軽にカメラを回し、街や周りの人々を撮りまくっている今、映画を軽やかに解き放つゴダールたちの自由な振る舞いは、より一層まぶしく見える。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
フランソワ・トリュフォー『大人は判ってくれない』

■堀潤之(映画研究者)
末端のスタッフに至るまで誇らしげに「そっくりさん」を登場させ、『勝手にしやがれ』誕生の神話を生き直そうとするリンクレイター。まだ何者でもないゴダールのひと夏の体験が夢のように再現されるのを見れば、誰もが思わず頬を緩ませてしまうに違いない。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
青山真治『Helpless』

■三浦哲哉(映画研究/評論)
最高に楽しく解放的な青春群像劇づくりをライフワークとしてきたリンクレイターだからこそ、
生まれつつある新しい波の現場を、大胆に、おおらかに、丸ごといまに蘇らせることができた。快挙!

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
2011年以後のドキュメンタリー作家たち。松林要樹、小森はるか、小田香、我妻和樹、満若勇咲、奥間勝也…。

■ゆっきゅん(DIVA)
撮影はいつも新たな映画史の夜明け前。歴史を変える名作も最初は駄作、それまでの評価基準と言葉では魅力を捉えきれないから。ゴダールと仲良くしたり文句を言ったりする人生はとても楽しそうに思えた。楽しい映画!

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
ジャック・ロジエ『オルエットの方へ』
山戸結希『5つ数えれば君の夢』

まとめ(注目ポイント)

  • 『ヌーヴェルヴァーグ』7月10日公開リチャード・リンクレイター監督が『勝手にしやがれ』誕生の舞台裏と若きゴダールを描いた青春映画。
  • 46人のレジェンドを紹介する人物ガイドゴダール、トリュフォー、ロメールら総勢46名を掲載したアザービジュアルを解禁。
  • 著名人12名から絶賛コメント到着沖田修一、枝優花、団塚唯我、堀潤之ら映画人・文化人が作品の魅力を語る。
  • 映画制作の高揚感を描く106分リンクレイター監督が初めて映画を作る喜びと創作の自由をモノクロ映像で表現。
作品情報

ヌーヴェルヴァーグ
2026年7月10日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

監督:リチャード・リンクレイター プロデューサー:ミシェル & ローラン・ペタン 脚本:ホリー・ジェント & ヴィンス・パルモ
出演:ギヨーム・マルベック、ゾーイ・ドゥイッチ、オーブリー・デュラン 協賛:Chanel 
2025/フランス/106分/仏語・英語/5.1ch/1:1.37/モノクロ/原題:Nouvelle Vague /日本語字幕:井村 千瑞  
配給:AMGエンタテインメント  後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ

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