メキシコの伝説的な女優・歌手マリア・フェリックスの伝記映画に『ベイビー・ドライバー」『ゴジラvsコング』のエイザ・ゴンザレスが主演することが決定した。監督はメキシコ麻薬戦争を追った『カルテル・ランド』でアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされたマシュー・ハイネマン。米Deadlineが報じている。

エイザ・ゴンザレス
"File:Eiza Gonzalez (cropped).jpg" by Dominick D is licensed under CC BY-SA 2.0
「彼女を演じることが信じられないほど光栄」

マリア・フェリックスは、メキシコ映画の黄金時代(1930年代-1950年代)を象徴するスターの一人。メキシコ、フランス、イタリア、アルゼンチンで47本の映画に主演し、メキシコの銀幕の女王として「ラ・ドーニャ (貴婦人)」と呼ばれた。

マリア・フェリックス
Unknown (Mondadori Publishers), Public domain, via Wikimedia Commons

今回の映画は、 裕福でない家庭に生まれたアラモス出身の少女が、メキシコで最も型破りなミューズになるまでの物語になるという。メキシコ画家ディエゴ・リベラ、芸術家フリーダ・カーロらと知り合い、フランスの最高勲章とされるレジオン・ドヌール勲章を受賞するまでを描く。

ゴンサレスは次のようにコメントを発表している。

「困難な逆境の中でのマリアの激しい生き方は、私だけでなく多くの人にインスピレーションを与えました。彼女を演じること、そして彼女の声と物語を世界に届けることを信じられないほど光栄に思っています」

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