『ジャングル・クルーズ』『ジュマンジ』シリーズなどのドウェイン・ジョンソンの出世作として知られる2002年の映画『スコーピオン・キング』リブート版の最初の脚本が完成したことをプロデューサーのハイラム・ガルシアが発表した。ドウェイン・ジョンソンは出演せず、製作総指揮として参加する。

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映画『スコーピオン・キング』は『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』に登場した敵役スコーピオン・キングを主人公にしたスピンオフ。ジョンソンが初めてハリウッド映画で主演を務め、映画俳優としての本格的なキャリアのスタート地点となった作品だ。
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映画は商業的な成功をおさめ、後にはシリーズ化もされたが、ジョンソンは続投しなかった。今回のリブート版にもジョンソンは出演しないが、製作総指揮として参加することが決定。オリジナル版の世界観に沿いつつも、現代に舞台を移した作品になるといわれている。
米「Collider」のインタビューの中で、多くの作品でジョンソンと組んでいるプロデューサーのハイラム・ガルシアはリブート版の脚本の第一稿が完成したことを明らかにし、次のように語った。
「脚本の第一稿を受け取ったばかりで、今はそれに磨きをかけているところです。これほどまでに愛されているフランチャイズであり、ミイラやスコーピオン・キングを含むあの世界全体がとても楽しいので、その空間で物語を語り続けたいのです」
脚本を担当するのは、 アカデミー賞にノミネートされた『ストレイト・アウタ・コンプトン』のジョナサン・ハーマン。主演俳優は現時点では未定。オリジナル版はジョンソンの出世作となったので、今回起用される俳優もハリウッドの次世代を担うことになるかもしれない。誰が主役に抜擢されるのか続報に注目だ。