映画好きのための新しい月額動画配信サービス「WATCHA(ウォッチャ)」にて、日本初上陸となるBBCの海外ドラマ『バック・トゥ・ライフ』シーズン 1(全 6 話)が、10月20日(水)より一挙独占配信開始されることが決定した。WATCHA 独占配信の海外ドラマとしては、新感覚クロス・ストーリー・サスペンス『エデン:8つの真実』に続き2作目となる。
『バック・トゥ・ライフ』は、18 年の刑期を終えた主人公・ミリ(デイジー・ハガード)が様々な困難に直面しながらも、逆境に負けず前向きに力強く生きていく姿を描いた物語で、社会の厳しさをシリアスに描くなかにもシニカルなジョークを織り交ぜたコメディタッチなシーンも多く、視聴者の感情を揺さぶる展開が多く盛り込まれる社会派ブラック・コメディドラマ。
18 年ぶりに刑務所から出所し、故郷の小さな町に戻ってきたミリ(デイジー・ハガード)。過去を精算し新たな人生をこの町で歩み出そうと決意するも、社会復帰への道は険しい。長い間刑務所にいたことで、ミリは社会人としての経験がない上、町に住む人々は彼女のことを今でも覚えており、受け入れる気配は一切ない。以前付き合っていた彼氏のドム(ジェイミー・ミッチー)を訪問するも、すでに妻子がおり、冷たい態度で追い払われる始末。出所したばかりの彼女を優しく迎えてくれた両親との関係性にも次第にヒビが入り始める。
そんな中、彼女の過去を知らない隣人のビリー(アディール・アクタル)と出会う。言葉もはずみ、明るい表情になるミリ。彼に過去を隠し続けることはできるのか? そして、昔彼女の身に何が起こったのか――?
ミリ役のデイジー・ハガードは主演・製作総指揮・脚本にも名を連ね、制作総指揮はゴールデン・グローブ賞や英国アカデミー賞TVの部にノミネートされた秀作『ザ・ミッシング』シリーズ、エミー賞授賞ドラマ『Fleabag フリーバッグ』、男女の食い違いを緻密に描いたサスペンススリラー『ライアー 交錯する証言』を手掛けたハリーとジャックのウィリアムズ兄弟が務めている。
イギリスでは2021年8月からシーズン2が放送されており、「WATCHA」にて独占配信予定。元受刑者の社会復帰への道をリアルに描きつつ可笑しなシーンも組み込んだ展開は話題を呼び、海外の有名映画評論サイト「Rotten Tomatoes」で 100%という高評価を獲得(2021年10月現在)、国際エミー賞コメディアワード 、C21 国際ドラマアワード ベストコメディドラマなどにもノミネートされており、海外メディアでは「哀愁と笑いが絶妙なバランスで描かれたホームカミング物語」「本当に素晴らしい作品」と絶賛されている。
配信決定にあわせて、本作の予告映像・キービジュアル・場面写真、及び主演俳優と監督からのコメントが解禁。どんな逆境にも負けずに力強く生きる主人公・ミリが自転車で爽快と走り抜ける姿が印象的なキービジュアルに加え、場面写真ではミリを支える家族など主要キャラクターのビジュアルを解禁。
予告編では陽気な音楽から始まり、長い刑期を終えたミリが故郷に戻り様々な人と出会う様子や、周囲からの軽蔑した態度に悩まされながらも人生の再出発を目指す姿、さらに 18 年前の真実を明らかにしようとする探偵が登場し重層的な物語を期待させる。
主演俳優、監督からのコメント
デイジー・ハガード(主演、製作総指揮、脚本)
(製作にあたって)
罪を犯した女性に対する社会の目は男性が罪を犯した場合より厳しく、その点についてずっと興味を抱いていました。純粋に見えるけれど過去に罪を犯した女性を主人公にするというアイディアがいいと思い、事件を起こした小さい町に戻ったらどうなるか?事件後ずっとその町に住んでいた両親と一緒に暮らすとどうなるか?その大人になった女性は罪という重荷を背負いながら、どのような人生を始めるのか?(と問い、)それはかなり過酷なことだと思いました。
そもそも人生は十分過酷だけど、女性たちは(特に)とても厳しい目で見られるものです。若い頃の苦悩や葛藤というのは、所属しているサークルや部活、友人関係の中に常にあるものです。10 代の頃に起きた衝撃的な出来事というのは、大人になっても度々思い出されます。様々なことが起こり、未来や希望があり、奇妙で、輝かしいあの時代に魅了されるのです。
(視聴者へのメッセージ)
ミステリアスで暗いテーマですが、観る人が皆共感できるような温かくて希望のある作品です。実際の人生は、悲しくて、楽しくて、ヘンテコで、純粋で、ダークで…その全てが含まれています。過去と現在が絶妙に融合された感情揺さぶるドラマを、ぜひ好きになってください。
クリス・スウィーニー(監督)
(作品の魅力)
この物語はミステリー要素が話を進めていきます。何が正しくて、真実であるか、視聴者は見つけ出さないとならないのです。ミリを信じていいのか、だめなのか。謎を解いていくドラマはみんな好きだろうし、こういう作品を観ると、人々を繋げる何かが生まれると思います。
そうした溶け込もうとする感覚と同時に部外者という感覚を味わうはずです。ミリは戻ってきたが、自分の犯した罪により再び部外者となった。この感覚は、誰もが何らかの形で共感できるものだと思います。
海外メディア評
「悲しみと笑いの間を巧みに行き来するシリーズで、デイジー・ハガードが 30 代の前科持ちの女性を演じる。脚本と演技の美しさに息を呑む」(ガーディアン、英)
「人生を肯定するように暖かくて面白く、そしてまるで核の風のように苦い。…賞を期待」(オブサーバー、英)
「哀愁と笑いが絶妙なバランスで描かれたホームカミング物語」(バルチャー、米)
「本当に素晴らしい作品だ。一人の女性が自分の人生をやり直す旅から、笑いと哀愁を感じる」(ハリウッド・リポーター、米)
「『バック・トゥ・ライフ』は『Fleabag フリーバッグ』ファンが次に見るべきドラマだ」( タイム、米)
「デイジー・ハガードの鋭い視点で描かれたシリーズは、殺人事件より人が成長していく姿に焦点を当てている」(バラエティ、米)
「楽しいところから悲痛なところへ、そしてまた楽しいところへと、とても滑らかに誘います」(シドニー・モーニング・ヘラルド、オーストラリア)
『バック・トゥ・ライフ』シーズン1
2021年10月20日(水)より WATCHA にて独占配信
監督:クリス・スウィーニー
共同脚本:デイジー・ハガード / ローラ・ソロン
製作総指揮: デイジー・ハガード/ローラ・ソロン/クリス・スウィーニー/ジャック・ウィリアムズ/ハリー・ウィリアムズ/サラ・ハーモンド
出演: デイジー・ハガード/ジェラルディン・ジェームズ/リチャード・ダーデン/アディール・アクタル/リアム・ウィリアムズ
クリスティン・ボトムリー/ジェイミー・ミッチーほか
原題:BACK TO LIFE
話数:全 6 話
©Two Brothers Pictures for BBC Three, UK in association with Showtime and
All3Media International.
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