『フィラデルフィア』『フォレスト・ガンプ/一期一会』で2度のアカデミー賞主演男優賞に輝く名優トム・ハンクスが、自身の長いフィルモグラフィーの中から好きな映画ベスト3を選んだ。100本を超える出演作の中から本人が選んだ珠玉の3本とは?

トム・ハンクス
"Sully Japan Premiere Red Carpet: Tom Hanks" by Dick Thomas Johnson is licensed under CC BY 2.0
「…それは魔法のようなものでした」

The Bill Simmons Podcast」に出演したハンクスは、求めに応じて自身のキャリアの中のベスト3作品を選んだ。挙げられたタイトルは『プリティ・リーグ』『キャスト・アウェイ』『クラウド アトラス』の3本。このランキングは、映画の内容というよりも、その映画を作っているときの「個人的な経験」に基づいているという。

1992年の『プリティ・リーグ』は第二次世界大戦中に実在した全米女子プロ野球リーグを描く作品。ハンクスが演じたのは、元メジャーリーグのスターだったコーチ役。ハンクスが本作を選んだのは「あの夏は野球ばかりしていました」という素敵な記憶が刻まれているからのようだ。

2000年の『キャスト・アウェイ』は飛行機事故によって無人島に漂着した男を描くサバイバル・ドラマ。ほとんど一人芝居を繰り広げるハンクスの熱演が話題を呼んだ。撮影中に大怪我を負ったほどの過酷な撮影が、今ではポジティブな記憶として深く残っているようで、「あの映画を作るときは、とにかく大胆な冒険をしました」と振り返っている。

2012年の『クラウド アトラス』は『マトリックス』シリーズのウォシャウスキー姉妹らが監督したSF作品。6つの時代を舞台に壮大なストーリーを描く野心作で、興行的には失敗作ともみなされているが、ハンクスは「素晴らしい人たちが、深い投げかけの中で、一生懸命に最高の仕事をしようとしていました…それは魔法のようなものでした」とキャストやスタッフたちの姿勢を称えている。

いずれにしても俳優として約40年のキャリアを誇る彼にとって、トップ3に絞るのは容易なことではなさそう。きっと世界中の人に聞いても、それぞれにとって異なる、最高の「トム・ハンクス映画」が出てくるはずだ。

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