「北欧の至宝」ことマッツ・ミケルセンが主演を務めたアクション映画『ライダーズ・オブ・ジャスティス』が英語版としてリメイクされることが発表された。オリジナル版の監督・脚本を務めたアナス・トマス・イェンセンがニコライ・アーセルとともに脚本を担当し、『フリー・ガイ』のショーン・レヴィがプロデュースを務める。「The Hollywood Reporter」が伝えている。

© 2020 Zentropa Entertainments3 ApS & Zentropa Sweden AB.
『ライダーズ・オブ・ジャスティス』は『アダムズ・アップル』など数々の作品で組んできた北欧の名コンビ、マッツ・ミケルセンとアナス・トマス・イェンセン監督がタッグを組んだリベンジ・アクション。妻を列車事故で失った軍人(マッツ・ミケルセン)が、事故は仕組まれたものだと主張する数学者とその仲間たちとともに、壮絶な復讐に身を投じていく。
第37回ロバート賞(デンマーク・アカデミー賞)で最多15ノミネートを果たし、主演女優賞、助演男優賞、作曲賞、視覚効果賞の4冠を達成。本国でマッツ主演作『アナザーラウンド』を超える2020年NO.1のオープニング成績を記録した大ヒット作品だ。
今回のリメイク版の映画化権を獲得したライオンズゲートのエリン・ウェスターマンは次のように語っている。
「 アナス監督の『ライダーズ・オブ・ジャスティス』ほど、アクション、感情、ダークなユーモアのバランスが取れた作品はほとんどありません。私たちは、この映画が英語圏の観客にも完璧に伝わると確信しています」
なお、マッツ・ミケルセン主演の『アナザーラウンド』もレオナルド・ディカプリオの製作会社によって英語リメイクされることが発表されている。マッツの出演映画のクオリティーの高さが改めて証明された格好だ。
『ライダーズ・オブ・ジャスティス』は日本では2022年1月21日に新宿武蔵野館ほか全国ロードショー。