ディズニーの実写版『白雪姫』に脚本家としてグレタ・ガーウィグが起用されたことが報じられている。ガーウィグは『レディ・バード』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などで脚本家としての腕も高く評価されている。

Martin Kraft, CC BY-SA 3.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0, via Wikimedia Commons
世界初の長編アニメーション映画として知られる1937年の不朽の名作をディズニーが実写化する『白雪姫』。 白雪姫役にはスティーヴン・スピルバーグ監督版『ウエスト・サイド・ストーリー』のマリア役でデビューする注目の新進女優レイチェル・ゼグラーが決定済みで、先日「邪悪な女王」役として『ワンダーウーマン』のガル・ガドットが出演交渉中であることが発表されたばかり。
監督は『(500)日のサマー』や『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのマーク・ウェブ。そして『ラ・ラ・ランド』『ディア・エヴァン・ハンセン』などを手がける現代映画音楽界を代表するコンビ、ベンジ・パセックとジャスティン・ポールが本作のために新曲を書き下ろす。
「The DisInsider」の報道によれば、このたび本作にガーウィグが脚本家として参加したことを確認。すでにガーウィグは脚本を執筆していて、草稿をまとめているところだいう。
以前の段階では『ガール・オン・ザ・トレイン』のエリン・クレシダ・ウィルソンが脚本を担当することが発表されていたので、共同脚本などの形になるのかもしれない。『白雪姫』の制作は来年初頭に開始され、3月頃から撮影が行われるとされている。
アカデミー賞脚色賞にノミネートされた『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』で名作「若草物語」を大胆に再構成し、現代的な物語として生まれ変わらせたガーウィグはこのプロジェクトに最適な人物。報道が事実ならば『白雪姫』への期待はさらに高まる。
ガーウィグはマーゴット・ロビーが主演する実写版『バービー』の監督・共同脚本を務めることも決定している。こちらは2023年に公開される予定。