『スター・ウォーズ』続三部作でカイロ・レン/ベン・ソロ役を演じたアダム・ドライバーがもう一度同役を演じる可能性について「まったく反対ではない」と語った。「素晴らしいフィルムメーカー」が関わる限り、再演に抵抗はないようだ。

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アダム・ドライバーが演じたカイロ・レン/ベン・ソロは2015年の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で初登場したキャラクター。伝説的な英雄のハン・ソロ(ハリソン・フォード)とレイア(キャリー・フィッシャー)を親に持ちながら、祖父ダース・ベイダーを崇拝する気持ちからダークサイドに堕ちていく。『スター・ウォーズ』続三部作の主役はレイ(デイジー・リドリー)だが、カイロ・レンはもう一人の主役ともいえる存在だ。複雑なキャラクターに見事に命を吹き込んだアダムの演技は絶賛を浴びた。
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続三部作自体はファンの間でも「失敗作」と言われるなど高い評価を得られず、カイロ・レン/ベン・ソロが迎える結末も賛否両論を呼んだものの、アダム本人はそのキャラクターを再演することについて否定的でないようだ。「UNILAD」のインタビューで『スター・ウォーズ』への復帰の可能性について問われたアダムはこのように明かしている。
「いや、(スター・ウォーズに出演することに)まったく反対ではありません。私は素晴らしいフィルムメーカーと仕事をすることだけを考えています。規模がどうであれ、私にはあまり興味がありません。私はいつも、一緒に仕事をしたいと思う人を追いかけて、その役に自分がふさわしいかどうかを考えているんです。(再演は)絶対に嫌ではありませんよ」
ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長は最近のインタビューで続三部作のキャラクターたちが将来的に再登場する可能性をほのめかしている。『オビ=ワン・ケノービ (原題) 』『スター・ウォーズ:アンドー(原題)』など今後も様々な『スター・ウォーズ』スピンオフが誕生する状況を見ても、今後カイロ・レン/ベン・ソロの知られざる物語が描かれる可能性は十分ありそうだ。「素晴らしいフィルムメーカー」とのタッグが実現すれば、 アダム演じるカイロ・レン/ベン・ソロとの再会のときはそう遠くないのかもしれない。