今年開催されたサンダンス映画祭で、アカデミー賞®へ繋がると呼び声の⾼い観客賞を始め史上最多の4冠に輝いた話題作『コーダ あいのうた』のシーン写真10点が一挙解禁された。主人公が憧れの同級⽣と⼀緒に合唱のレッスンにはにかみながらも励み、淡い恋⼼を感じさせる⾵景や、愛すべき家族のそれぞれの姿と⼀緒に過ごす時間などが切り取られている。

愛すべき家族たちの姿も捉えた、優しさに溢れた⽇常⾵景

タイトルの「CODA(コーダ)」は、Children of Deaf Adults= “耳の聴こえない両親に育てられた子ども”のこと。また音楽用語としては、楽曲や楽章の締めを表す=新たな章の始まりの意も。 2015年に日本でも公開されたフランス映画『エール!』のハリウッド版リメイクでもある本作は、家族の中でたった⼀⼈の“健聴者”で、 「歌うこと」を夢みた少⼥・ルビーの葛藤と⼀歩を踏み出す勇気を描く。抱き合い支え合っていた家族が、それぞれの夢に向かって歩き始めることで、さらに心の絆を強くしていく爽快な感動作だ。

主人公のルビーには、大ヒットTVシリーズ「ロック&キー」で“NEXTエマ・ワトソン”と話題をさらい人気沸騰中のエミリア・ジョーンズ。特訓をうけた歌と手話でどこまでも自然にルビーを演じ、観る者を魅了する。共演は『シング・ストリート』で観る者の胸を共感で震わせたフェルディア・ウォルシュ=ピーロ。そしてルビーの家族を演じるのは、『愛は静けさの中に』のオスカー女優マーリー・マトリンを始め、全員が実際に耳の聞こえない俳優たち。監督は『タルーラ 〜彼女たちの事情〜』のシアン・ヘダー。

今回一挙解禁されたのはシーン写真10点。⾼校の⽂化祭で⼀緒に歌うことになったルビーと、彼⼥が密かに憧れている同級⽣のマイルズ。はにかみながらも⼀緒に合唱指導に励み、⼀緒の時間を過ごすことで少しずつ距離が近づいていくシーンが印象的だ。

そのほか、両親の通訳に同⾏し、家業である漁を懸命に⼿伝う彼⼥の姿や、⺟、⽗、兄といった彼⼥を⾒守る愛すべき家族たちの姿も捉えた、優しさに溢れた⽇常⾵景を切り取ったシーン写真となっている。

『コーダ あいのうた』は1月21日(金)TOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー。

作品情報

コーダ あいのうた
2022年1月21日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

監督・脚本:シアン・ヘダー 出演:エミリア・ジョーンズ「ロック&キー」、フェルディア・ウォルシュ=ピーロ『シング・ストリート』、マーリー・マトリン『愛は静けさの中に』
原題:CODA|2021年|アメリカ・フランス・カナダ|カラー|ビスタ|5.1chデジタル|112分|字幕翻訳:古田由紀子|PG12 

配給:ギャガ GAGA★

© 2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS

公式HP:gaga.ne.jp/coda

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