数々の伝説的な“いい人”エピソードで知られるキアヌ・リーブスが、『マトリックス』のギャラのほとんどを白血病研究のために寄付していたと米メディア「New York Post」などで報道されている。

キアヌ・リーブス
Governo do Estado de São Paulo, CC BY 2.0 https://creativecommons.org/licenses/by/2.0, via Wikimedia Commons
もはや「いい人」でなく「聖人」

キアヌが『マトリックス』で得たギャラは約4500万ドル。前金として1000万ドルを受け取り、興行的な成功によってさらに3500万ドルを受け取ったという。報道によれば、 彼はそのうちの70%(約37億円)を白血病研究のために寄付した。

リーブスの妹キムは1991年に白血病を発症し、寛解するまでの10年間、治療を受けていたため、この活動には関わりがあったようだ。妹の寛解後も、寄付は続いているという。

今回の報道のポイントは、このニュースが20年の時を経て今明るみに出てきたということだ。彼はこれほどの多額の寄付をほとんど誰にも告げず粛々と実行した。それゆえごく一部の人しかこの事実を知らなかったのだろう。報道では彼をもはや「いい人」でなく「聖人」と称している。

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