最新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』がまもなく日本公開を迎えるウェス・アンダーソン監督が、ベネディクト・カンバーバッチを主演に迎え、児童文学作家ロアルド・ダール原作の「奇才ヘンリー・シュガーの物語」を映画化する。ダール原作に挑むのは『ファンタスティック Mr.FOX』(原作タイトルは『父さんギツネバンザイ』)に続いて2作目となる。

ベネディクト・カンバーバッチ
"Benedict Cumberbatch"作者: Gage Skidmore is licensed under CC BY-SA 2.0
大金持ちのヘンリー・シュガーが奇妙なノートを見つけたことで人生を一変させていく物語

「奇才ヘンリー・シュガーの物語」 はダールが作家になるまでの物語も収録した、事実とフィクションを織り交ぜた短編集。表題作は、父親の遺産で暮らす大金持ちのヘンリー・シュガーが奇妙なノートを見つけたことで人生を一変させていく物語。「Collider」などの報道によれば、カンバーバッチは主人公ヘンリー・シュガーを演じるという。

正式な公開日やストーリーの詳細などはまだ発表されていないが、エイドリアン・ブロディ、ビル・マーレイ、ティルダ・スウィントンなど、アンダーソン監督作品の常連キャストも出演するといわれている。

カンバーバッチは現在、ジェーン・カンピオン監督の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』で賞レースの本命の一人とされ、現在世界中で大ヒットを記録している『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』も日本公開されたばかり。さらに今年5月には『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の公開が控えているなど、縦横無尽の活躍が続いている。

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